2015年を振り返って
激動の2015年がもうすぐ終わろうとしている。自分にとって、2015年は良い意味でも悪い意味でも忘れ得ぬ年になった。いつもはTwitterにて自分の事と世の中の事を織り交ぜて振り返ってはいるのだが、今年は久々にブログ上にて自分の身の周りに起こった出来事に限定した事を書く事とする。その他の事はいつも通りTwitterにて書く事になるだろう。
この歳にでもなると、いずれはやってくる別れの時を覚悟せねばならないのかもしれない。その時は春先に突然やってきた。分かっていたはずなのに何の準備もできていなかった。告げられたカウントはあまりにも短かった。そのカウントを延ばす事はできても完全に打ち消す事は不可能と言われた。また、延ばす事が出来たとしても代償を背負い余計に辛い時間を過ごす可能性がある事も併せて告げられた。どうすれば良いのか。刻々と時間ばかりが過ぎていく。連日の家族会議。結論は出ているはずなのに最後の山を乗り越えられない。藁をも掴む思いで古くからの友人に無理言って助言を求めた。そして、掴む事が出来たのは藁よりも立派な物だった。助言は山を越える事を決断させた。絶望の一歩寸前まで絵追いつめられた時、救いの手を差し伸べてくれたのは横のつながりだった。
延ばす事を決断したあとは奇跡の連続だった。その時の先延ばしに成功した。悪影響も出なかった。完全に打ち消す事は不可能だったが、延ばす事は今のところできている。その時に備える為の準備も本格的に始まった。春から夏にかけては精神的に一番苦しかったが秋になるにつれて少しばかり余裕が出てきた。完全に諦めていた事が一つ夏に実現し、秋口にも実現した。そして……
今年1年を通じて良い出来事と悪い出来事、振り返ってみれば自分に関しては前者の方が多かった気がする。実社会での横のつながりの大切さを実感した1年でもあった。人間、一人では生きていけない事を身をもって知らされた1年でもあった。
現在、安定はしているが、近い将来、その時は訪れる。カウントダウンが始まってしまった事に変わりはない。来年以降もその時に備えて準備は続く事になる。2016年は良い意味での忘れ得ぬ年になってほしい。
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