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2007年4月

わさドラOP変更と衣装イメチェンに思うこと

藤子・F・不二雄氏没後、大山ドラの最後の数年から続く迷走は現在も継続中。長寿番組は長年変わらないものもあれば、テコ入れと称して一定の間隔を置いて変化が加えられるものもある。長年変わらなければマンネリであると感じる向きもある以上、一定の感覚をおいて変化をつける事に関しては否定はしない。ただし、アニメのドラえもんの場合、21世紀に入ってから、テコ入れの感覚が短くなっている印象はある。レギュラー放送に限定し、ざっと思いつくだけで挙げてみると、

2002年10月 OP「ドラえもんのうた」の歌手を東京プリンに変更
2002年10月 EDを、ゆずの「またあえる日まで」に変更
2003年 4月 OP「ドラえもんのうた」の歌手を渡辺美里に変更
2003年 4月 EDを、THE ALFEE の「タンポポの詩」に変更
2003年10月 EDを、島谷ひとみの「YUME日和」に変更
2004年 4月 OP「ドラえもんのうた」の歌手をAJIに変更し、曲をアカペラに
2004年 6月 EDを、W(加護亜依&辻希美)の「ああ いいな!」に変更
2005年 3月 大山のぶ代版ドラえもん放送終了
2005年 4月 水田わさび版ドラえもん放送開始。 OP「ドラえもんのうた」は女子十二楽坊のインストゥルメンタルに
2005年10月 OPを「ドラえもんのうた」から、夏川りみの「ハグしちゃお」に変更
2006年 1月 レギュラー放送のサブタイトル前に煽り文句を導入。新聞のラテ欄も煽り文句が
2006年 9月 Yahoo!×テレ朝×小学館で「ドラえもん・ザ・マジック ひみつ道具コンテスト」開催。
2007年 5月 OPを mao の「夢をかなえてドラえもん」に変更。のび太達の衣装を今どきに。

こうしてみると、改変期に合わせて概ね半年周期でテコ入れは行われている。もっとも、映画におけるタレントの出演等の宣伝活動を加えれば、さらに周期は短くなるのだが。これらの事が発表されるたびに、一般マスコミ媒体に掲載されたり、ファンサイトの掲示板で大論争になったり、ブログや検索での言及回数が上昇したり。"ファン"の反応は毎回お決まりのように否定的意見が集中することから、内容面から見れば、テコ入れがうまくいった事は一度もないように感じる。しかし、テコ入れを仕掛けた当事者に取っては、先に述べたように、新聞、雑誌、ワイドショーといったマスコミへの露出、そして、ネット上で大勢の人間が取り上げる事によって、一定の成果は上げたと判断しているのかもしれないが、その辺はよくわからん。

上の表を見て改めて思ったが、26年続いた大山ドラの最後を飾ったのはWだったか。加護亜依が「ああ いいな!」を歌っていた当時喫煙していたかどうかは知るよしもないが。喫煙問題が発覚するタイミングがズレていたら考えるだけでもゾッとする。そうでなくとも、以前関わっていた人間がスキャンダルになるのはドラえもんにとって汚点であり、そのような人物を選んだ当事者の責任も全くないわけではなかろう。

前置きが非常に長くなってしまったが、今回のテコ入れに関して感じたことを率直に書いてみる。もう毎度毎度の事なので食傷気味であり、怒り狂うといった感情は今回は起きなかった。定期的なテコ入れのネタとして、今回はOPとのび太達のファッションがターゲットになった程度の認識である。

まず、OP主題歌の変更について。正直、現行の「ハグしちゃお」は、「ドラえもんのうた」のように何年にもわたって歌い継がれていく歌とは思えず、できることなら早急に変更すべきと思っていた。従って、変更自体は歓迎している。新主題歌の詳細は不明なため、現時点での感想はタイトルのみでの判断となってしまうが、このタイトルを見る限りでは一定の期待は持てる。微妙に古くさいタイトルの通り、公式の煽り文句によれば「ちょっぴりノスタルジックなほのぼのとした歌」との事らしい。いずれにせよ、実際に流れるまで様子見。「ハグしちゃお」は1年半で変更となったが、夏川りみの大人の事情なのかはわからない。オールドファンへのご機嫌取りでないことを祈る。本当に祈る。

次に、ファッションのイメチェンについて。これも、正直、思ったよりは変わっていないとの印象。公式によれば

これまで登場しなかったひもぐつをはくようになったり、スネ夫が携帯電話を使っていたりなど、現代の生活を反映した変更も織りこまれていく予定!!

とある。この変更が行われる事によって、原作漫画からアニメ化する際にストーリーに改編が生じるならば、いかに上手く処理するかがスタッフの腕の見せ所となろう。というわけで、変更に関しては否定的ではない。というのも、ドラえもんは原作漫画にしろ、アニメにしろ、「現代の生活を反映した変更」は常に行われてきたからである。1985年に描かれた原作短編の「コピーロボット」において、源家に遊びに来たのび太に対して、しずちゃんが一緒にファミコンをやろうとするシーンがあったが、これを初めて読んだ時の方が驚いた記憶がある。ちなみに、この時のび太が選んだソフトは「やきゅう」であり、何でしずちゃんが持ってるのか疑問には思ったが。他には、1980年代後半、高層マンション「メゾン・バベルトップ」の12階にリハウスしてきたマナブくんという新キャラが登場したり、電話機がダイヤル式からプッシュホン、そしてコードレスに変わったりした。アニメでは、野比家にワイドテレビが登場したり、記憶に新しいところではのび太の部屋の窓枠が木製からアルミサッシに変わったりした。ファッションについては、原作漫画は中期からバリエーションが増えた。アニメはしずちゃんに関して1980年代初期に様々なバリエーションが見られた後はしばらく着たきり雀状態が続いたものの、1980年代末期頃から着たきり雀を脱却し、数種類の色違いが見られるようになった後、大山ドラ末期にはしょっちゅう変わっていた。仮に、21世紀に入ってもF氏がご存命であったならば、作品中にパソコンや携帯電話を登場させたのではないかと思う。

このように、時代に合わせた小規模な変更が繰り返された事から、今回の変更も、そんなに大規模な影響は受けることはなく、限度内に収まると思っている。楠葉宏三総監督が3月に発売された本で「(ジャイアンやのび太にハーフパンツをはかせる事に関して)いきなりそうはしませんが」と発言したことが早くも覆された事に関して失望の声が見られるが、悲しいかなアニメにおける監督の権限なんてあってないようなもんだし、今回も上層部からの面には出てこない力が働いたのであろう。だから、一概に監督の発言を責めきれない部分もある。

要するに、最近時々名前が挙がる安達元一の指示による定期的なテコ入れの一環である可能性もあるわけで。今回もYahoo!JAPANのトップ入りしたりマスコミ媒体に取り上げてもらう事に成功したり、中身はともかく、話題にはなっているからな。そういう意味では、こうしてブログで長文を書いている時点で仕掛けた側の罠にまんまとはまっているのかも知れぬ。

と、書いてみると、わさドラ擁護に思えてくるかもしれんけど、擁護の段階には戻れなくなっていて、もはや諦めの段階に入り、無力感から怒る気にすらならなくなっているのかもしれない。

やり方は汚い事この上ないのだが、仮にSF短編やぴっかぴかコミックス、そして藤子不二雄Aランドの宣伝を安達元一が担当することになったらどうなるのか、それはそれで興味はあるわい。一時的に知名度は上がっても、作品の価値と品格は下がって長期的にはマイナスとなるであろう。

それにしても、ドラえもんにおけるブログでの言及率が高くなるのはこういう時だけという悲しさ。作品の中身で話題になるにはどうすれば良いのだろう。

アニメの迷走がこれからもずっと続き、アニメに完全に失望したとき、原作漫画にどうやって誘導するか。ドラえもんの原作漫画そのものは寿命が切れてるとは思わん。マーケティング側の問題でいくらでも盛り返せるとは思っている。

さて、買ったきり積みっぱなしになっていたぴっかぴかコミックスを読んでいくとするか。

ネギま!? Magical X'mas DVD 発売延期

事の発端は4月9日にさかのぼる。本日4月11日に発売を控えた「ネギま!? Magical X'mas DVD」が、アニメイトTV通販で発売日表記が「発売延期未定」となったのである。amazonにおいても在庫切れ表記になり、受注不可になってしまった。

そして、公式サイトにて正式に発売延期が告知される。

・「ネギま!? Magical X`mas DVD」パッケージ表記の誤りと発売延期のお知らせ

その理由は、「パッケージ表記に誤りがあった」との事であった。DVDは正式な発売日の前日にお店に並ぶのが慣例となっており、直前で発見されたという事になる。

しかし、一部のお店やネット通販には回収指示が間に合わなかったのか、昨日4月10日にamazonから発送通知メールが届き、本日、届いてしまった。

さて、気になるパッケージ表記の誤りとは何なのであろうか。

( ゚д゚) ・・・
 
(つд⊂)ゴシゴシ
 
(;゚д゚) ・・・
 
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) …!?


発売元:フジテレビジョン/販売元:キングレコード(株)

工エエェェ(´д`)ェェエエ工


なんか、時期が時期だけに色々な事を想像してしまうが、DVDを再生させてもファーストプレイ時にフジテレビの目玉ロゴが出ることもなくスタチャのロゴのみ。結果論として、パッケージの発売元表記のみを間違えるという単純な間違いに直前まで気づかなかったのは情けないことだとは思う。

既に購入してしまった人に対しては救済策が出ており、公式サイトにて発売延期の告知と共に交換方法についても案内されている。自分の場合はネット通販で購入したので、キングレコードに着払いで送る必要があるのだが、DVD自体に問題があるわけではないので、なんか面倒くさいと思ったり、記念にこのまま取っておこうかと思ったり。

それにしても、最近、この手の「発売直前に問題が見つかる→発売延期」という流れが多いような気がする。自分自身、今年に入って3製品も巻き込まれた。

・「ラジオCD うたわれるものらじお Vol.2」
3月21日発売予定が、発売直前になりCD-ROMに不良箇所が見つかり4月25日発売に。不良箇所は、「CD-ROM(第14回~第26回収録分)の内容で第18話(uta18.mp3、uta19.mp3)が重複し、第19話(uta20.mp3)、第20話(uta21.mp3)と第18話以降回数がずれて収録されており、結果として現在のCDには第26話が収録されていない」というもの。一部流通してしまった分については交換対応。極めて単純なミスである。

・「JUST Suite 2007」
2月9日発売予定が、発売直前の2月7日になりインストーラーに不具合があることが確認され、3月9日発売に。その不具合は、「最悪の場合、OSの起動に支障がでる可能性がある」とのこと。同日発売の一太郎2007やATOK2007には問題が無く、「JUST Suite 2007」固有の問題だったため、他の製品は無事に発売されている。一ヶ月後、発売されたパッケージの中には浮川社長のお詫びメッセージが同封されていた。些細なことではあるが、こういうアフターケアは重要で、個人的にジャストシステムの好感度は上がったように感じた。

そして、今回のDVD。上記3製品は全く関連性はないのだが、商品の全体的な品質管理が下がりつつある世の中ではあるとは感じたのであった。


関連
ネギま!?Magical X'mas in 東京厚生年金会館

エル・カザド 第1話「逃げる女」

個人的に、今期一番楽しみにしていた作品。3部作が後付けなのはアニメ誌で北山Pが語った通り。真下監督がNOIRうっかり3部作と言ってしまった所から、このアニメの企画が始まったという。NOIRが2001年、MADLAXが2004年、今年が2007年なので、そろそろ同じスタッフで新作が作られないかと思っていたところ、本当に作られたのには、正直驚いた。

本作はキャラクターデザインに菊地洋子が復帰している。今回シリーズ構成を務める金巻兼一は作品の当たりはずれが激しいように感じるが、地獄少女では良い方向に行ったので、期待はしている。とはいえ、実際に始まった第1話を見て、前2作のNOIRやMADLAXと比較すると、インパクトは弱いようには感じた。主人公の一人、ナディは伊藤静御前そのまんまのキャラに見えた。まあ、しばらくは様子見だと思う。

OPは Savage genius だったが、梶浦由記が編曲を行った為か、かなり梶浦サウンドっぽく仕上がっていた。EDの FictionJunction YUUKA は今までにない感じの曲だったが、やはり梶浦サウンドである。NOIRとMADLAXは第1話の絵コンテを監督の真下耕一自ら書いており、MADLAX第1話は「ヤンマーニ」を産み、一部で伝説と化している。しかし、本作の第1話の絵コンテは真下ではなかった。OPとEDの絵コンテも違っていた。インパクトを弱く感じたのはその辺に原因があるように思う。ちなみに、第1話の作画監督は菊地洋子であったが、NOIRではキャラクターデザインのみで作画監督は務めておらず、MADLAXには全く参加していなかった為、今回が3部作では初めての作画監督だった事になる。

いずれにせよ、最後まで見るつもりなので、第2話以降の梶浦サウンドにも注目したい。今回もCDは全て購入予定である。


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