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2005年4月

忍者ハットリくんDVD-BOX化決定

パーマニアの日々さんからの情報。

シンエイ動画が制作した藤子アニメとしては、ドラえもん以外では初めてのテレビシリーズDVD化となる。たのみこむに掲載された情報によると、BOX1の発売予定日は2005年8月31日、販売元はコロムビアとなっている。9枚組で税込28,350円とのことだが、一枚当たりの単価を考えれば破格の値段か。ディスク1枚あたり何話収録されているのか、また、BOXはいくつ出るのか、映画版はハットリくん+パーマンも含めて収録されるのか、そして特典映像は付くのか等、詳細は不明である。ドラえもんのセルDVDはポニーキャニオンから販売されていたが、シンエイ藤子アニメの音楽の販売元だったコロムビアから出るのは少々意外だった。

忍者ハットリくんは放映期間が6年以上に及び、話数にして700話近くあるが、全話DVD化されるのか、また、他の藤子アニメもDVD-BOX化されるのかどうか今後が気になる。

わさドラ 第2話「のろのろ じたばた」「のび太のお嫁さん」

リニューアルドラえもんの第1回目が放送されてから、藤子・ドラえもんファンサイトの掲示板は久しぶりに大にぎわいを見せた。放送直後は書き逃げに近い書き込みが多数見られたが、2、3日経つと、まともな書き込みが増えていった。1週間は早いもので、第2回目が放送された。通常放送としては今日が初めてである。今回も、OP内で、サブタイトル及びキャストが表示された。結局、EDなしが正式のようだ。ずっとEDなしで行くのかはわからないけど。

・「のろのろ じたばた」
比較的初期の話が選ばれた。「焼き芋は食べる前におならをする」の迷セリフも健在。やっぱり、ドラえもんは顔の表情や体の妙な動きではなく、セリフ回しで笑わせる作品であることを感じた。水田わさびが早口で喋るシーンが多かったが、あのような早口は、ここ数年の大山のぶ代には無理であった。まさに、若返った事を実感させた。のび太がスローテンポで喋るシーンでは、大原めぐみにはまだ少々荷が重いと感じた。先週の「思い出せ!あの日の感動」に引き続き、原作とは道具名が変更されたが、飲み薬関係は全てNGになってしまった。テレビ朝日の深夜アニメは他の局の深夜アニメより規制が緩いようだが、ドラえもんに関しては、どうにもならないようだ。まあ、道具そのものの効果は変わってないからいいんだけど、大山ドラ末期のオリジナル話で道具名に苦労していたように、今回も、道具名の命名には苦労しそうである。

・「ドラえもんミニシアター」
Aパート終了後、唐突に始まった。唐突に始まったので、頭の切り替えが終わる頃にストーリーが終わってしまった。後からビデオで見返して、ようやく理解した。原作「さよならハンカチ」は2ページしかなく、ぼくドラえもんの付録でようやく日の目を見ることになった作品である。例えば、EDを付けたとして、サザエさんのEDみたいに、EDの中で進めるというのはどうだろう。同じアニメを何週も流す可能性が大きくなってしまうけど。

・「のび太のおよめさん」
原作を最近読んでいないかったので、ちょっとストーリーを忘れかけていたが、冒頭の学校のシーンはアニメオリジナルだったようだ。そういえば、原作はのび太の誕生日絡みの話だった。今は4月なので、誕生日関係のエピソードはカットされた。まあ、オリジナル部分が融合していたからたいした問題ではないだろう。また、ドラえもんとママが絡むシーンがあったが、きわめて自然だった。大山ドラ末期のドラえもんは、のび太のパパとママに対して、ですます調で話しかけていて、非常によそよそしさを感じていた。わさドラにおける、ドラえもんとママの関係は、今回のような描かれ方でいいと思う。

まあ、まだ2回目なので、大きな判断は避けるけど、個人的には上々の滑り出しだと思う。この調子でやっていけばいいね。ただ、番組構成は何とかしてほしいなあ。急に変えることは無理だろうから、7月か10月あたりに変更を求む。やっぱりEDはあった方がいい。

来週は、前後編で「どくさいスイッチ」を放送するが、アニメ誌によると、脚本を執筆するのが高橋ナツコ大先生らしい。ぴちぴちピッチでは天然電波脚本、通称「超脚本」を書く人物として名を馳せたが、先週のドラえもんでは個性を出していなかったので、来週が楽しみでもあり、不安でもある。

ところで、こんなニュースが入ってきた。

「コラーたけしー!」“母ちゃんパワー”全開で
「ドラえもん」ジャイアンの母役に竹内都子
(中日スポーツ)

恐れていたタレントの起用が。ただ、話題性を狙うにしては微妙以前のセレクトだし。過去にアフレコ経験とのことだが、実際に聞いてみるまで何とも言えないな。ピンクの電話と言えば相方の声が強烈すぎて、この方の声はちょっと記憶にないんだよね。

もう一つの声変わり ミルモでポン!の結木くんが交代

最近のアニメでは長期シリーズとなり、いよいよ放送開始4年目に突入したミルモでポン!。声優の交代はこれまでなかったのだが、4年目から、結木摂の声が徳本恭敏から浪川大輔に交代となった。

わんだほう最終回ラストシーンと、ちゃあみんぐ第1話冒頭はかぶっているのだが、結木くんだけ声が違っているのだ。「また1年よろしくな」と言ったにもかかわらず、声優が交代となってしまった。

交代の理由は不明だが、徳本恭敏は3年間やってきたにもかかわらず、最後まで棒読み演技のままだった。4年目からは原作よりのラブコメ路線に戻すということで、演技を必要とするセリフが多数増えることを考慮して交代したのであろうか。それとも、徳本恭敏の仕事の都合上の降板なのだろうか。元々舞台俳優のようで、他のアニメに出演したという話を聞かないし、声優としてはミルモが唯一だったのであろう。

浪川大輔は徳本恭敏より声が高いため、人格まで別になってしまったように感じた。棒読み演技も長年つきあうと視聴者も慣れてしまうもので、ネット上では惜しむ声を多数見かけた。

わがまま☆フェアリーミルモでポン!は放映開始時点での原作のストックが少なく、1年目の中盤から妖精シフトのオリジナル路線になった。2年目秋からは放映時間帯が土曜朝から火曜夜に変更となり、ますます妖精重視になっていった。3年目はタコ型ロボット・タコスがやってきて、願いがかなう7つのクリスタルを集めるという、ラブコメ路線とは完全に別の方向になった。ED終了後に視聴者から募集した妖精を紹介するコーナーを設けるなど、視聴対象も低年齢を想定するようになり、原作漫画が連載されている月刊ちゃおの読者から見ても、幼稚と感じるようなアニメになってしまった。原作で後から登場した人間のライバルキャラも、アニメには登場していなかった。

ところが、3年目の冬に小学館プロダクションのサイトで、アニメに関してのアンケートが行われ、そこでの結果を反映したのであろうか。4年目は、3年間進級しなかった楓達の学年を進級させた上で、アニメ未登場の人間キャラを登場させ、ラブコメを前面に押し出すなど、原作よりの人間重視の展開にシフトする方針になった。それでも、ストーリーは原作とはちょっと違うことになるようだ。ED終了後には、これまでの新妖精紹介コーナーに変わって、ファッションチェックのコーナーを儲けるなど、視聴対象年齢を、ちゃおの中心読者まで挙げたように思える。

同時に、おもちゃを売る事を前面に出す方針をやめたようだが、そもそも、ミルモの玩具自体、売れているとは言い難く、次世代ワールドホビーフェアのステージイベントを見ても、おもちゃの宣伝をするコーナーでは女児達の反応も悪かった。

4年目のミルモは期待が持てそうだ。

さようなら大山ドラえもん(3) 大山ドラも最初から受け入れられていたわけではない

今回のドラえもんのリニューアルにあたっては、一般人の間では、第一話がオンエアされる前から実際にオンエアされた後まで、声の話題が最も多かったように思える。今回は、声の話をしてみる。

そもそも、声に違和感を感じるのは当たり前である。さらに、合ってると思った人ならともかく、合っていないと思った人は、今後、新しい声に慣れる可能性は著しく低い。自分も、大山ドラでは最後まで中庸助のパパに慣れることができなかった。故・加藤正之から交代して12年経過したにもかかわらずだ。日本テレビ版ドラえもんを見ていた人にとっては大山のぶ代の声は未だに違和感があるらしい。彼らの中では、ドラえもんといえば野沢雅子なのだ。さすがに富田耕生ではないようだが。また、原作漫画から入った人にも大山のぶ代の声は漫画で読んだ時のイメージとは違う。

今となっては「ドラえもんの声は大山さん以外考えられない」というほどになっているが、大山ドラも、アニメが始まる前からファンだった小学生の中には、こんな印象を抱く人もいた。ドラちゃんのおへや掲示板の過去ログにあった書き込みより引用させていただく。

最近、昔の『ドラ』は「面白かった」とか「よかった」といった意見をよく耳にしますが、始まった当初の評価はそれはそれはひどいもんでしたよ「声のイメージが違う」「絵が違うしへた」といった具合でしたから(アニメが始まる前からのドラ好き小学生の評価)。

現在の反対派が水田わさびの声を叩いている状況と大して変わらないようだ。1979年当時、インターネットがあったとしたら、同じように大山声はひどく叩かれたと思う。大山のぶ代の声も、決して最初から受け入れられていたわけではないのだ。

当時を知るお方のブログを発見。(2005.6.14追記)

でも、前述のように、大山のぶ代版ドラえもんは放映開始から26年経ち、大半の人は、大山のぶ代以外のドラえもんは考えられないと思っている。世代的には、アニメから入った人、もしくは原作漫画と同時進行で入った人が多いのだろう。物心が付くか付かないかの頃には既に大山のぶ代版のドラえもんがあった。あの声がインプットされているので、頭の中で、自然と、大山のぶ代以外のドラえもんは考えられないという思考が産まれる。

声の違和感を解決できるのは時間の問題だけだと思う。ドラえもんにあまり触れていない子供の場合はすんなり移行できるかも知れないし、これから産まれてくる子供は最初から水田わさびの声に触れることになるからだ。幸いにも、末期のドラえもんは対象年齢が低年齢化していたため、今の子供は、20代以上の人間ほど大山のぶ代声に思い入れはない可能性が高い。

当面の課題は、巷にあふれるレンタルビデオやドラえもんを用いた教育ビデオの存在である。大山声が残るこれら媒体を子供に見せてしまうと、混乱が生じる恐れがある。

水田わさび声のドラえもんを受け付けない理由として、声質以外に、「大山のぶ代の声は藤子・F・不二雄のお墨付きの声だから、水田わさびの声は認められない」というものがあった。大山のぶ代は、雑誌のインタビューで、ドラえもん役に決まってまもなく、試写会の席で初めて会った藤子・F・不二雄に、

「ドラえもんってこんな声だったんですね」

と言われたことを話す事が多い。原作者から直々に言われたのは役者冥利につきるとして、大山のぶ代は誇りに思っていた。大山のぶ代本人も認めているように、長年、自分の声にコンプレックスを持っていただけに、よほどうれしかったのだろう。だが、大山のぶ代はこの言葉を強調しすぎているように思う。かつて、藤子・F・不二雄はキャラクターの一人歩きについて語ったことがあったが、藤子・F・不二雄が大山のぶ代に言ったこの発言も一人歩きしている。

この発言は、本音なのかリップサービスであったかなんて、他人には断定できない。しかし、生前残した様々な言葉を見る限り、藤子・F・不二雄の発言は本音だと思う。本音であると同時に、藤子・F・不二雄の性格ならではのリップサービスであるとも思う。

藤子・F・不二雄の性格の一端が見える出来事として、女性自身に掲載された小原乃梨子インタビューから引用しておく。

「あれは記念すべき第1回の録音でした。スタジオにはF先生や制作の方など関係者が大勢集まっていたのに、私は風邪を引いてしまって声が出なくなって。その日は肝心の録音はできなかったんです。」 結局、全員でその日はお食事会という事になった。小原さんは集まったスタッフに頭を下げて回った。謝る小原さんに、藤子氏はやさしく「のび太らしいですね」とひとこと。その言葉は、小原さんの胸に印象強く残っている。 (女性自身 2005年4月12日号)

仮に、藤子・F・不二雄が存命だったとして、水田わさび声を聞いたらどんな声をかけるだろうか。おそらく、次のような声をかけるだろうと思う。

「新しいドラえもんはこんな声になるんですね。」

様々な発言を読んだ結果、こんな発言を言うであろうことしか思いつかなかった。

楠葉監督が水田わさびをドラえもん役に選んだわけは、以下のコメントを見ればわかる。

「オーディションでは、若くて新鮮な声を求めました。原作の持つドタバタ感を表現するのは、若い、弾けた印象が必要だと思ったからです。ドラえもん役の水田さんは、他の人たちが大山のぶ代さんに声や雰囲気を似せていたのに対して、素直な自分の声を出していた。」(週刊ポスト4/1号)

とはいえ、いくら、前声優陣が「新しい声は似せる必要はない」言ったとしても、納得しないファンは納得しないだろう。まだやれるという声もある。しかし、ドラえもんという作品の、これからの事を考えたことはあるだろうか。

大山のぶ代は、2001年に癌に冒され自ら降板を申し出たことがある。野村道子は3年前にアキレス腱を切って手術。しばらく車椅子でアフレコスタジオに通うことを強いられる。26年という時間は、声優陣にも確実に限界が見えてきた事を悟らせていた。

1990年代に入ってからのドラえもんは、声に1980年代半ばまでの若さがなくなっていた。声のトーンが低くなり、早口で喋る事も困難になったため、しゃべり方もゆっくりになっていった。数年前、何かの本で、昔の放送を見た大山のぶ代が「最近のドラえもんを見ると、ますます声が若返っている」と発言していて愕然とした記憶があるが、本人が意識していなくても、ドラえもんの声は、明らかに衰えていた。同時に性格も変わっていった。今後も続けることを前提にすると、声優の交代は避けられない問題になり、決断の時が早いか遅いかになっていた。

サザエさんは徐々に入れ替える方法を取ったが、ドラえもんについては、主要キャストを一斉に入れ替えるという手段を執った。どっちがいいのかは正直わからない。ドラえもんでも、のび太のパパや雷さんのように、声優が病気で降板した後、しばらくして死去という例はあった。また、仕事の都合により、脇役の何人かも変わっている。

終わらせるという手段を抜きにして、誰かを選ぶしか手段がなかったとしたら、誰だったら納得したのだろう。似たような声をがいいのだろうか。例えば一部マスコミで書かれていたような、泉ピン子とか、細木数子なのだろうか。いくらなんでもそれは冗談じゃないよ。

いずれにせよ、わさびドラえもんは始まったばかりである。大山のぶ代の声も、放映開始当初は安定していなかった。ドラえもんの性格の変化も、大山声の変化と連動していったように思える。友達から出発した大山ドラえもんは、晩年には母性を通り越して、もはや、おばあちゃん的になっていた。

わさび声のドラえもんも、そのうち、あの声にあったキャラクターに落ち着いていくであろう。演じているうちに、ドラえもんは水田わさびに、水田わさびはドラえもんに近づいていくと思う。

最後に、6年前に掲載された大山のぶ代の発言を掲載しておく。

大山:冗談半分に「あと20年はできるだろう」「やりますよ」と言っても、子供たちに「ドラえもん」をずっと与えつづけていくためには、いつか私たちが交代しなくちゃならない。その時に、安心して『ドラえもん』という鍵を渡せる次の世代が育ってもらいたいといつも思っています。「いつか私はドラえもんをやってやる」と思う俳優さん、声優さんが出てくればうれしいし、目標にしてくれれば、喜んで全員で鍵を渡したいと思いますよ。 (1999年3月 20周年だよ!ドラえもん ザ・ムービー キネマ旬報社)


関連エントリ
さようなら大山ドラえもん(1)
さようなら大山ドラえもん(2) 26年続いた事は確かだが・・・
わさドラへの期待

声優変更をめぐる話 「ああっ女神さまっ」の場合

ドラえもんの声優変更が話題になっているが、声の変更をめぐる話として、ああっ女神さまっを例にしてみる。

本作は、講談社の月刊アフタヌーンで連載されており、今月発売号で200回となるなど、15年以上も続く作品である。1993年にはOVAが発売、1998年にSDキャラ番外編「小っちゃいって事は便利だね」がWOWOWで放映、2000年には映画が公開されているが、意外なことに、本編がテレビアニメ化されたことがなかった。それが、2005年になって、突如テレビアニメ化された。正直、テレビアニメ化するに最適な時期を逃してしまい、今さらである感は否めない。今までは、主要キャストの声はOVAから映画まで変わらなかった。OVA発売当時20代から30代だった声優も、30代後半から40過ぎになっており、年齢を元にギャラがランク制で決まる声優業界を考えると、テレビ版でもそのまま起用されるかどうか注目していた。主要キャラクターに関しては、放映前に同じ声優になったことは発表されていたが、脇役についても、原作漫画のキャラクターに関しては、一人を除いて同じ声優を起用した。OVAと同時期に発売されたCDドラマにしか登場しないキャラクターまで、変更なしというこだわりぶりである。

ところが、一人だけ、OVA版とキャストが異なるキャラクターがいた。三嶋沙夜子である。OVA版では、麻見順子が演じていたのだが、テレビ版は能登麻美子に変更になったのだ。月刊アフタヌーンに掲載された能登麻美子本人のインタビューを読む限り、オーディションで決まったわけではなく、制作サイドから依頼が来ての起用らしい。ベテラン声優だけでは若年層を取り込めないため、若手声優で勢いのある能登麻美子を起用しておこうという政治的な意図を感じた。

三嶋沙夜子は高飛車系キャラであり、能登麻美子の癒し系ボイスは合わないのではないかと不安に思ったものだが、実際にオンエアが始まると、その不安は的中した。全く声が合っていない。本人もかなり無理をしているのか、声が安定していない。OVA版の麻見順子声がはまり役だっただけに、余計に見苦しい。インタビューでも「私が今までに演じたことがない役」と答えていたし、どうせ声優を変更するならば、もっと合う声質を持つ声優はいるだろうにと思ったものだ。オンエアも10話を過ぎて、声は安定するようになったが、未だにあの声質は役柄にあっていないと感じる。これからも完全に慣れることはないだろう。

SDキャラ番外編「小っちゃいって事は便利だね」を除くと、OVA版、映画版、テレビ版は一貫して同じ人物が監督を務めていることもあるが、三嶋沙夜子以外のキャスト変更が無かったのは、今までのファンを大切にする思いもあったのだろう。監督自身も、ベルダンディー=井上喜久子以外は考えていないらしく、テレビアニメのキャストが発表される以前、アフタヌーン誌に掲載された、読者からの質問に答えるコーナーで、「ベルダンディーの声は井上喜久子さんですか?」との質問に対して、「他に誰かいますか。」と答えていた。

1998年に放映された「小っちゃいって事は便利だね」では、井上喜久子産休により、やむを得ず第13話までは岡村明美が代役を務めた。声質が井上喜久子と違っていたので、違和感はかなりあった。アニメ誌等では産休は告知されていたが、知らないファンは何故変えたのかと苦情を入れたとか。スタッフも最大限の配慮をしたのか、ベルダンディーのセリフはそれほど多くなかった。井上喜久子は第14話から復帰したが、産休明けとあって、声に少々張りがなかった。

本作は、OVA版が企画されるより前に、CDドラマが発売されたことがあり、キャストが全く違っていた。

ベルダンディー:日高のり子
ウルド:松井菜桜子
森里蛍一:山口勝平
森里恵:横山智佐

このCDドラマを聴いたことはないが、原作漫画初期のベルダンディーであれば、井上喜久子より日高のり子の方があっていそうな気はする。原作漫画は、巻が進むにつれて、ベルダンディーの顔が激しく変わる作品としても知られるが、性格も、OVA版が動きだし、ベルダンディーの声が井上喜久子に決まった頃から、変化していったような気もする。キャラクターが演じる声優に近づいていったようなものだろうか。

女神さまっの声優はOVA版発売当時の張りはなくなったといえ、まだ許容範囲である。だが、衰えを全く感じていないわけではないのは事実。やはり、もっと早い時期にテレビアニメにしておくべきだったと思うのである。

それでも、放映開始前は何で今さらアニメ化なんだと言われていたのが、いざ始まってみると、安心してみられる癒し系アニメとして、初見の方も意外と多い事がわかり、本作の底力を見たような気がする。視聴率も深夜枠としては高い3%を超える事もなど、高視聴率を維持している。シリーズの最初から再構成する形のアニメ化なので、最近の原作ほどだれてきていないのもあるだろう。


(2006.6.21追記)
2006年4月より放映が開始された第2期「ああっ女神さまっ それぞれの翼」では、長谷川空役が大谷育江から こおろぎさとみ に交代している。これは、放映開始当初、大谷育江体調不良による一時休業中であったためと思われる。他にレギュラーで出演していた作品は先月より仕事再開に伴い代役から大谷嬢に戻っているが、本作に関しては第12話終了時点でも こおろぎさとみ のままであり、公式のキャラクター紹介でも(CV:こおろぎさとみ)となっているため、第2期放映終了までこのままいく可能性が強くなった。

なお、第2期でテレビアニメ初登場となったペイオース、藤見千尋、トルバドールに関しては、過去に出た映画やCDドラマで出演実績がある声優をそのまま起用している。今後、登場するであろうウルドの母・ヒルドは、以前出たクイズゲームで高島雅羅が演じていたため、今回も変更はないものと思われる。


(2006.8.11追記)
ヒルド役はやはり高島雅羅。「小っちゃいって事は便利だね」にも登場した木霊、火狩、覗見のキャストも篠原恵美、富沢美智恵、ゆかなと変わらず。現在、新規に起用された声優は朴王路美のみとなっている。

Mac OS X 10.3.9 不具合回避方法をAppleが公開

前回のエントリで書いた「MacOS X を 10.3.9 にアップデートしたら、JAVAを用いたサイトにアクセスするとブラウザが落ちるようになってしまった。ローカルでJAVAアプリを実行しようとしても、落ちてしまう。」という問題。今日になって、ようやくアップルが不具合を認めて回避方法を公開した。

確認方法
  1. アプリケーションフォルダからユーティリティフォルダを開き「ターミナル」を起動。
  2. “java -version”と入力する(“”は除く)。
  3. 問題が発生している場合は、“Segmentation fault”と表示される。

回避方法


  1. 「Java 1.4.2 Update 2」がインストールされているかをソフトウェア・アップデートのアップデート履歴から確認する。
  2. 「Java 1.4.2 Update 2」がインストールされていない場合、Appleのダウンロードサイトからダウンロードしてインストールする。(インストール済みの場合は、この作業を行う必要はない。)
  3. 「Security Update 2005-002」をAppleのダウンロードサイトから落としてインストールする。
  4. 再起動後、確認のため、再び「ターミナル」を起動し、“java -version”と入力して(“”は除く)、以下の文字列が表示されれば成功。

java version "1.4.2_05"
Java(TM) 2 Runtime Environment, Standard Edition (build 1.4.2_05-141.4)
Java HotSpot(TM) Client VM (build 1.4.2-38, mixed mode)

というわけで、やっと不具合から解放されたけど、ちょっとAppleの対応は不親切だよなあ。バグを抱えた Mac OS X 10.3.9 Update の公開は継続するようであり、せめて、サポートページのわかりやすいところに不具合が発生することと回避方法を掲載してほしかった。これを書いている時点ではアップル日本法人のサイトには、まだサポート情報が掲載されていないし。

(2005.4.22追記)
Apple、10.3.9のJava問題を解決するソフトウェア・アップデートをリリース(ITmedia)


関連記事
Mac OS Xのアップデートに不具合--Javaの動作に影響(CNET Japan)
Apple、Mac OS X v10.3.9のJava問題を解決する方法を公開(ITmedia)
Apple、Mac OS X 10.3.9で生じるJava問題への対処法、公開(MYCOM PC WEB)

Mac OS X 10.3.9 & Mozilla Firefox 1.0.3 リリース

 というわけで、Mozilla Firefox 1.0.3 日本語版が出たので、Windows と MacOS X 両方に入れてみた。ダウンロードした時点では、Mozilla 日本語版のサイトにはまだ掲載されていなかったので、本家英語版から落とした。現在は日本語版のサイトからもダウンロードできるようになっている。今回はセキュリティ周りの修正であり、入れてない人は至急アップデートした方がいいと思う。現時点では、一部の拡張機能がうまく動かないようだが、事前に注意しておいた方がいいだろう。

 一方、iBook を 10.3.9 にアップデートしたら、JAVAを用いたサイトにアクセスするとブラウザが落ちるようになってしまった。ローカルでJAVAアプリを実行しようとしても、落ちてしまう。同様の症状の方が多数いるようなので、10.3.9はJAVA周りでバグを抱えているようだ。しばらく様子を見れば良かった。

 今月末にはいよいよ 10.4 Tiger が出るが、発売直後はバグが多数見つかりそうなので、10.4.2 がリリースされる頃までアップデートは控えようかと思っている。

(2005.4.19追記)
10.3.9の不具合に関して、本日付でAppleから回避方法が公開されました。

わさドラ いよいよ本日スタート

 ついに本日、新キャスト、新スタッフによる水田わさび版ドラえもん(通称:わさドラ)がスタートした。少なくとも、1ヶ月、できれば3ヶ月程度は様子を見ないと、大きな判断は下せないが、本日の放送を見た限りでは、なかなか期待が持てそうである。

 今日の放送でまず注目したのは、脇役のキャストであった。高山みなみがスネ夫のママ役に決まったことは既に明らかになっているが、残りのキャラクターは不明だった。

のび太のママ:三石琴乃
のび太のパパ:松本保典
しずかのママ:折笠愛
幼いのび太:門脇舞

 のび太のママは、かつてセーラームーンこと月野うさぎを演じた三石琴乃である。まだそんなに年を重ねているわけではないが、もう、セーラームーンの高い声は出なくなってしまったのかと少々悲しくもなった。のび太のパパ役の松本保典は、一般的にはサザエさんのノリスケが有名か。もっともノリスケを演じるようになってからそんなに日は経っていない。しずかのママ役は折笠愛である。折笠愛と言えば、地声は色気のあるオバサン声だが、少年声には定評があり、世界名作劇場では、小公子セディ、ロミオの青い空と主役を2回も務めている。

 このように、主役級は新人または中堅で固めて、脇役にベテランを配置した格好になっている。幼いのび太役の門脇舞は若手声優だが、今後も幼いのび太の出番がある時は出ることになるのだろうか。ゲストキャラでは川澄綾子や松井菜桜子が出演していたのが目に付いたが、今後も定期的に出演することになるのか、それとも、今回限りなのかはわからない。

 そして、本編である、とにかく、原作絵を活かしたキャラクターデザインが秀逸。ぼくドラえもん23号ではじめて見たときには少々目が大きいかなとは思っていたが、動いている絵を見ると、気にはならなかった。キャラデザを担当した渡辺歩といえば、大山ドラでは、グンニャリ作画に代表されるように、あまりいい印象は持っていなかったが、このデザインはいいと思う。本編の中身も、完全に保護者化していた大山のぶ代版ドラえもん末期と異なり、1980年代中盤以前は大山版でも描かれていた、のび太の友達としてのドラえもんが帰ってきた。

 一本目の「勉強べやの釣り堀」では、原作にないシーンとして、ドラえもんとのび太が大ダコに襲われるシーンが追加されていたが、ドラえもん役の水田わさびは、わがまま☆フェアリー ミルモでポン!わんだほうにおいてタコ型ロボットのタコス役を務めていた。まさかスタッフの狙った演出ではないかと思ったが、単なる偶然であろう。

 声については、違和感を感じるのは当たり前だと思っていたが、思ったほど違和感は感じなかった。事前に声が公開されていたというのもあるだろう。これからも違和感は完全には抜けきれないと思うが、それでも、2本目が始まった頃には、だいぶ慣れてきた。この件については、後日、別のエントリを立てた。

 もちろん、全部に満足しているというわけではなく、いくつか不満点もある。
 女子十二楽坊による演奏だけのOPである。やはり、演奏だけだと物足りない。半年程度で変更になるのではないか。次に、不満点というか、慣れの問題かもしれないが、おじゃる丸を連想させるような、手書きタッチの背景である。キャラクターが背景から浮いているような気がしたのだが、これもいずれ慣れるのだろうか。

 ぼくドラえもん23号やTVぴあ4/13号に掲載された監督のコメントにあるように、原作漫画が好きな人達が、作ってるという事は感じた。原作漫画の持つ面白さを子供達に伝えていこうという気概を感じた。この方向性で行く限り、メインの視聴者である子供達に、藤子作品の面白さを伝えていけると信じている。

 近年は、キャラクターとしてのドラえもん人気が強まっていたが、これを機会に作品としてのドラえもん人気が帰ってくることを期待したい。

さようなら大山ドラえもん(2) 26年続いた事は確かだが・・・

 前回からだいぶ間隔が空いてしまった。なんとかリニューアルドラえもんがスタートするまでに書いておこうと思ったのだが、諸般の事情により伸びてしまった。ギリギリ間に合った形だ。今回は、大山ドラえもんの26年を振り返ってみることにする。

 大山ドラえもんと言っても、26年を同列に語ることはできない。確かに、26年続いた事に変わりはないのだが、大山ドラは、同じ状態で26年間放映されたわけではない。1979年放映作品と2005年放映作品は別物になってるし、1990年放映作品と比較しても、2005年放映作品は別物になっているだろう。もちろん、いったん番組が終了して、別の番組が始まったわけではなく、徐々に変わっていったのであるが。しかし、藤子・F・不二雄氏死去後の変化は、それまでの変化より、特に本編以外の部分においていっそう激しくなったように思える。

 ドラえもんの26年は、サザエさんの26年より変化が大きいと思う。1979年頃のサザエさんがどうなっていたかはわからないが、1985年頃のサザエさんと現在のサザエさんの違いは一部キャストが交代した事以外は、内容的にはドラえもんほど違いは大きくあるまい。

 アニメドラを卒業した段階で、大山のぶ代版ドラえもんの時が止まっている人も多いと思う。そこで、大山ドラを大まかに5つの時期に分けて振り返ってみることにした。この分け方は独自に定義したもので、もっと分けられるとか、分ける時期が違う等、異論を唱える方もいるだろうが、ご容赦いただきたい。

1. 帯番組時代 1979.4~1981.9
 平日に毎日10分ずつ新作、日曜朝に再放送という放映形態だった。レンタルビデオやDVD等でソフト化されている話も多い。放映の10分枠が原作漫画の短編をアニメ化するには間延びしない程度の適度な時間となったためか、内容的には原作のセリフをそのままアニメ化した作品が多い。ただ、作画については首をかしげざるを得ない。最初期の作画はすさまじいの一言。デッサンが崩れていたり、ドラえもんの足が長かったり、全体的に等身がおかしかったり。現在放映されているアニメで作画崩壊が起きると、アニヲタの間で大騒ぎになるが、毎日がヤシガニ状態だった。徐々に安定していったが、DVDで見返す限り、安定するまでには相当時間がかかったようである。

2. 30分番組時代I 1981.10~1986
 放映枠が週一回30分となった。1981年は新作2本という放映形態であったが、1982年に入ると、新作1本に帯番組時代の再放送2本という形態になり、1984年5月まで続いた。1984年5月以降は、新作1本に再放送1本になった。この後、短期的に新作2本になることもあったが、新作と再放送が1本ずつという放映形態は2005年3月まで続くことになる。
 この時期の作品も、多数ソフト化されており、レンタルビデオ店で見ることができる
 大山ドラのレベルが一番高かったのはこの時代であろうか。もとひら了、原恵一、といったスタッフが演出した作品は、アニメオリジナル部分と原作がうまく融合したレベルの高い作品が多い。

3. 30分番組時代II 1986~1996.9
 1986年前後からドラえもんの顔の作画に変化が現れる。それまで髭は青い部分まで伸びていたのが、生える位置が内側に後退となり、白い部分に収まるようになった。そして、「フフフフフ」という笑い声が出始めたのもこの頃だったように思える。大山のぶ代の声も徐々に低くなり始めた。
 また、次々と増加する藤子アニメに伴い、初期からのスタッフが抜けていった。原恵一も1987年4月以降はエスパー魔美に移動している。優秀なスタッフが抜けたことにより、アニメのレベルも徐々にダウンしていった。今となっては、この時点でも、まだ一定のクオリティを保っているのだが。
 1987年、藤子不二雄はコンビを解消。もっとも、コンビ解消以前からドラえもんを描いていたのは藤子・F・不二雄(藤本弘)であって藤子不二雄A(安孫子元雄)はノータッチであったため、アニメの内容的には目立つほどの変化はなかった。それでも、OPの「原作 藤子不二雄」が「原作 藤子不二雄(F)」に変わったのは、子供心にもインパクトがあった。
 この頃には既に長寿番組としての風格を現してきており、1984年に行われたグリーンドラキャンペーンに代表されるように、環境保護といったメッセージ性を前面に出し始めた。
 1988年に入ると、ドラえもん型熱気球ドラバルくんが全国の空を飛んだ。1992年3月、21エモンが終了。テレビ朝日系で放映される藤子アニメの新作はドラえもんだけとなった。テレビ朝日においては金曜夕方17時からパーマンの再放送が行われていたが、1992年のうちに再放送も終了した。1990年代に入ると、原作のないテレビオリジナル作品も徐々に増えていった。また、ドラえもんが、のび太のパパとママに対して、ですます調で話すようになったのも目に付く。

4. 30分番組時代III 1996.9~2002.9
 1996年9月、藤子・F・不二雄は62年の生涯を閉じた。追悼で映画「日本誕生」が放映された他、3月公開の映画「銀河超特急」がテレビ放映された際に、提供クレジットの最後で追悼メッセージが流れた。1997年3月、映画「ねじ巻き都市冒険記」公開。藤子F氏は自分の死期が近いことを悟っていたのか、シナリオ自体は亡くなる前にメモ書きとして残していた。そのため、映画の公開をなんとか実現できた。この時点では、映画はもう今回で最後と思ったものである。
 1997年9月、一周忌特番として、パーマン、エスパー魔美、オバケのQ太郎、チンプイとの合同スペシャルが放映されたが、番組の出来は正直誉められたものではなかった。
 1998年3月、映画「南海大冒険」公開。この年以降、映画はスタッフの合同作業でストーリーが作られることになる。そして、主題歌やキャストに芸能人の起用も始まった。
短編においても、テレビオリジナル作品はますます増え、レベルの低下も一層激しくなっていった。特番のタイトルも異様に長くなり、特番で本編の合間に挿入されるアニメパートのレベルも下がっていった。また、特番で放映された再放送の中には、本来CMが入らない場所で強引にCMが入れられてしまうなど目を疑うような行為も見られた。
この頃から、大山ドラは方向性を見失い始めたように思える。そして・・・。

5. 30分番組時代IV 2002.10~2005.3
 2002年10月。ドラえもんファンはもとより、一般人にも衝撃が走った。オープニングの歌手は1992年以来山野さと子のままだったが、東京プリンに変更になった。東京プリンの歌うOPは早くも半年で変更となったが、これは苦情が殺到したからではなく、当初から半年の予定だったようである。もっとも、好評であれば、延長になっていた可能性もある事を考えると、やはり不評だったようだ。後任の歌手は誰になるかと思いきや、渡辺美里になる。ちなみに、映画のOPは、最後まで山野さと子のままであった。以後、2005年3月まで、短期間の間にOPとEDが変更になる。採用される歌は、タイアップの割には中途半端な人選ばかり。振り返ると、今ひとつパッとしなかった曲ばかりのような気がする。歌をやっと覚えた頃には変更になっていた事も否定できない。そして、大山ドラえもんの最後を飾ったOPはAJIというアカペラグループ、EDは、ダブルユーであった。迷走を重ねた晩年の大山ドラえもんを象徴している気がする。
 アニメ本編については一層レベル低下が激しくなる。中には、ドラえもんの漫画を全く読んだことのない人が、今までの設定を無視して脚本を書いた事もあった。再放送も近年の作品が増えたため、新作、再放送、共にアニメオリジナル話となる事もあった。
 2004年7月、2005年春の映画公開が見送りになることが発表される。10月、アニメ誌に掲載されていた放映予定表が全てキャンセルされ、映画「銀河超特急」を4週に分けて放映されるという異例の事態になる。そして、11月下旬、来春からリニューアルされることが正式に発表され、同時に、ほとんどのスタッフ、キャストが降板になることが明らかになった。
 そして、2005年3月、大山のぶ代版ドラえもんは、1979年4月の放映以来、26年近くにわたる歴史に幕を閉じた。

 以上、駆け足のつもりで書いてみたら、結構膨大な量になってしまった。それでも、ここに書いたのはほんの一部である。26年という時間がいかに長いかを肌で感じてしまった。一口に大山ドラと言っても、時期によってかなり違うので、26年全てを同一視することはできない。やはり、大山ドラのターニングポイントは藤子F氏が亡くなった1996年9月であったと思う。原作者という大きな柱を失ったアニメは方向性を失い、2002年秋からのOP・EDの頻繁な変更に代表される迷走路線が、とどめを刺す形になってしまった。

 26年間お疲れ様と思うのは当然の事なのだが、一方では、ようやく終わったという安堵感も強く、まだまだ続けてくれという感情は沸かなかったのが正直な気持ちである。

 いよいよ今晩から水田わさびのリニューアルドラえもんがスタートするが、非常に楽しみにしている。その辺の理由などを、次の機会に書いておこうと思う。


関連エントリ
さようなら大山ドラえもん(1)
さようなら大山ドラえもん(3) 声を変えると言うこと

参考サイト
ドラちゃんのおへや テレビアニメについて

つくばエクスプレスに対抗 常磐線7月ダイヤ改正

JR東日本から2005年7月に行われる常磐線ダイヤ改正の概要が発表された。[PDF]


  1. 「フレッシュひたち」を朝・夕夜間の通勤時間帯に増発
  2. 「フレッシュひたち」「スーパーひたち」の停車駅増加
  3. 普通列車に新型車両「E531系」を投入
  4. 「特別快速」を新設

見るからに、つくばエクスプレス(TX)への対抗意識満々ですな。JR東日本の試算では、乗客が1日当たり約10万人減り、年間約120億円の減収が見込まれるとのこと。

1.については、上野発19時15分の特急が新設される反面、19時03分の通勤快速が廃止になってしまうのが痛い。つまり、一本減便。TXが開業するのは8月下旬なので、それまで混雑が激しくなりそうな予感。

2.については、茨城県内に入ると各駅停車状態になってしまった。駅間が比較的離れているとはいえ、何とかならないものなのかねえ。松戸、柏、我孫子に散らばっていた千葉県内の停車駅が柏に統一されるのはいいことだと思う。上りで柏から乗る人は意外に多いように思える。自分にはほとんど関係ないけど。上野まで所要時間8分の差で500円払うのはきつい。

3.については、待ちに待った新車の投入である。ラッシュ時には助かる。ただ、扉の数が増えるということは、ボックスシートが大幅に少なくなってしまうという事なんだよなあ。現行では、昼間の中電は11両編成が多いが、これが10両編成になってしまうと、混雑が激しくなる。TXへどれくらいの乗客が移るかにもよるけど。

4.については、北千住通過とはなかなか冒険をしてくれる。上野発現行毎時03分発の中電が10分発の特別快速に振り替えという形になるようであるが、中電は毎時50分発の次が毎時10分という事になり、20分も空くことになる。

結局、このダイヤ改正は、ふたを開けてみないと何とも言えない。特別快速の北千住通過は、すぐに取りやめになりそうな気がするのだが・・・。

7月改正でデビューするE531系の試運転は、ほぼ連日行われているので、先日、撮影しに行ってきた。


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我孫子駅中線にて



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E231系とE531系の並び



V6010227
7月改正で引退か?103系


関連エントリ
JR常磐、水戸線に新型車両 05年夏に導入

週刊現代の呆れた記事 旧スネ夫役の声優は電車の中にいたので、電話の主が誰だかわからなかっただけなのに・・・

いよいよリニューアル第1回目の放映が今週に迫ったドラえもん。この時期、声優交代に関して根も葉もない噂レベルの記事が載ることはできれば避けたいものだが、今回、週刊現代に「ADは見た!『春の新番組』アホバカ生中継」と題して掲載された記事には呆れた。この記事、AD(アシスタント・ディレクター)の発言とされているが、取材に答えたのがどこの組織の誰なのかさっぱりわからない。

記事は以下のような事が書かれていた。

(前略)局側の根回しがなってないせいで軋轢を生んでいるようだ。新スネ夫役の関智一が旧スネ夫役の肝付兼太に電話で『新しくスネ夫をやることになった関です』と挨拶したら、肝付は『あんた誰?』と言って電話を切ったそうです。あまりに唐突な交代劇に、旧声優陣達には不満が渦巻いている。ドラえもんの大山のぶ代も、いまだに怒っています。

確かに、肝付さんは『あんた誰?』というような事は言っている。だがこの話には、肝付さんは、電車の中で携帯電話で受けたために、声がよく聞き取れず、電話の相手が誰だかわからなかったという重大なオチがあるのだ。なぜ、自分がこのことを知っているのか。実は、このやりとりを話したのは関智一自身であり、新声優記者会見の場において、笑い話として話していた。

関さんは、スネ夫役が決まり、肝付さんの携帯電話に電話してみたところ、肝付さんはどうやら電車に乗っていたらしい。関さんが「今度、スネ夫役に決まりました。」と挨拶しても、「うん、うん」としか答えない。しまいには「あ、そう。で、誰がどんなご用ですか?」と言ってしまった。肝付さんは電車の中にいたために、かかってきた相手がなんて話しているのかさっぱり聞き取れず、誰からかかってきた電話なのか確認もしなかったため、「あ、そう。で、誰がどんなご用ですか?」というセリフが出たというのが真相である。

だいたい、肝付さんの携帯電話の番号を知っているほどの関係なのに、なぜそうなるのか。この記事は、オチがあるかないかで、全く違った意味になってしまう。その重要な部分を週刊現代は書かなかった。その部分を調べもせずにこのような形で記事にしてしまった週刊現代には本当に呆れる。

また、肝付兼太は、TVBros.のインタビューで、新声優について次のように語っている。

『関智一君は前にスネ夫の幼少の頃をやった事があるんで、ぴったりと思いましたね。』

記事の残りの、『あまりに唐突な交代劇に、旧声優陣達には不満が渦巻いている。』に関しても、唐突とは笑わせる。また、最後の、『ドラえもんの大山のぶ代も、いまだに怒っています。』に関しても、いつ、どのような形で怒っていたのだろうか全く書かれておらず、素っ気なく書かれてあるだけ。

大山のぶ代と言えば、声優交代が明らかになった際にも、某週刊誌に『大山のぶ代、交代知らなかった』などと誤報記事を書かれて、心を痛めていた。

声優達の間では、放映25周年を超えた頃からそろそろ卒業してもいいかもという話が出ていたことや、交代を告げられたのが5月頃だったこと、そして、交代を告げる際のスタッフの様子など、大山のぶ代をはじめとした旧声優自らが様々な雑誌のインタビューで語っている。

ドラえもん役・大山のぶ代
「私たちの声に似せる必要はないと思います。初めは違和感を感じても、子供はどんどん大人になってきます。初めてドラえもんに出会った子供に対して、可愛い素直なドラえもんの心をありのままに表現してくれればいい。登場人物たちの心をいかにつかめるかです。その心だけを、次の世代につなげてほしい」
(サンデー毎日 3月6日号)

のび太役・小原乃梨子
「私たちは、幸せな一つの歴史を終えたのだから、次の方たちには自由にのびのびと新しい『ドラえもん』と、のび太くんをつくっていってほしいですね。」
「声優交代の意向は、今年(注:2004年)の春くらいには聞いていました。続けたくないと言えば嘘になりますが、みんな元気なうちに卒業が迎えられてよかったと思います。」
(女性自身 4月12日号)

しずか役・野村道子
『完全燃焼したという満足感からか、表情も口調もとても明るい野村さん。卒業(注:サザエさんのワカメの卒業)は3年ほど前から考えていた。
「当時、アクシデントでアキレス腱を切ってしまったんです。手術を受けたくらいの大ケガだったんですが、収録は休めなくて。結局、車椅子でスタジオに入って杖をついて収録したのですが、そのとき“体力の限界”を感じてしまったんです。この春での『ドラえもん』降板が決定したので、ちょうどいい機会なのでワカメも降ろしてもらったんです。」』
(女性自身 4月19日号)

ジャイアン役・たてかべ和也
スネ夫役・肝付兼太
──キャストを変えると伝えられたときはどう思いましたか?
た:「そういう時期に来てるんだな、と割と淡々と受け止めましたね」
肝:「まあ、いつまでも僕らができるわけはないんだし、映画25周年はいい節目かなと思いましたね。」
──新メンバーに一言お願いします。
た:「自分たちなりの『ドラえもん』を作っていけばいいんで。『ドラえもん』の心を次に繋げていく気持ちだけ持っていれば、それでいいと思います。」
肝:「僕らの声が耳に残っているでしょうけど、初めて自分がやるという気持ちで演じればいいんじゃないかな。」
(TVBros.4月2日号)

いくつか引用してみたが、これらはほんの一部分である。今回の週刊現代の記事のように重要な部分が抜け落ちている事はないと思うが、全文を掲載する訳にはいかないのが残念である。

とにかく、何から何までおかしい週刊現代の記事。他の複数の雑誌の記事を総合すると、こんな記事はおかしいとわかるのだが、困ったことに、こんな記事を信じてしまう読者が多いのも事実。既に、ブログで取り上げてしまった方もおられる。間違った事を植え付けられてしまった読者に対して、どうやって教えていけばいいのか。ささやかではあるが、ブログにこうして書いていくのも手段であるとは思う。

声優交代劇に水を差すような週刊現代の記事。大手週刊誌がこのような記事を掲載してしまった罪は重い。仮に抗議したとして「記事は適切な取材に基づいている。内容には自信がある」なんてお決まりの解答が返ってきたとしたら、週刊現代の取材能力なんてその程度ということの証明にもなるよなあ。

ツバサ・クロニクル 第1話『必然のデアイ』

 はっきり言って、NHKで夕方のこの時間に放送するような作品じゃないと思った。完全に深夜アニメ向けの企画である。放送局がNHKになったのはカードキャプターさくらがNHKで放送されていたからだろう。しかも、この枠は前週まではカードキャプターさくらが再放送されていた。キャラクター名や外見は同じでも実態は全く違う。そのややこしさをどれくらいの子供が理解できるのだろうか。

 最後に登場した壱原侑子とそばにいた眼鏡少年、四月一日君尋は、XXXHolicという別の作品のキャラである。ツバサの難点は、本作だけで完結しておらず、CLAMPの別の作品であるXXXHolicとリンクしていることだろう。週刊少年マガジンで小狼視点のツバサを、ヤングマガジンで侑子視点のXXXHolicを連載し、両作品は、時々リンクする。この試みを始めたときには驚いたものだった。当時の自分の日記を読み返すと「どこまでもついて行きます」なんて痛いことを書いている。しかし、CLAMPのこの試みは、やはり無理があったようだ。自分は購入した漫画を古本屋または新古書店に売ることはあまりしないのだが、ツバサとXXXHolicはあまりのつまらなさに売ってしまった。盛り上がったのは第1話だけで、次の阪神共和国の時点でかなりテンションは下がっていた。今では、購入してしまったこと自体後悔している。最近は立ち読みで読む事すらスルーするようになってしまったので、ストーリーがどうなっているのかわからないのだが、評判を見る限り、盛り返してはいないようだ。XXXHolicの方は映画化が決定しているが。ツバサ・クロニクルとリンクさせるのだろうか。映画化するくらいなら、例えば、30分枠でツバサとXXXHolicを15分ずつ放映する形態の方がいいような気がする。加えて、最近、CLAMPは小学館のサンデーGXでも新連載を始めた。連載を抱えすぎているとも取れる状態で本当に大丈夫なのだろうか。

 声に関しても、カードキャプターさくらで同名キャラクターを当てた声優とは別人が演じている。声優ではなく未経験者にしたのは、NHKのアニメプロデューサの意向が絡んでいる可能性が高いが、結果的には正解だと思われる。サクラの声を丹下桜以外の声優が当てることになったら、外野席がどうなるか想像するだけでも怖い。しかし、年齢に関係なく大多数の視聴者はカードキャプターさくらに登場する同じ名前のキャラクターを重ね合わせるものと思われる。

 本編について述べると、第1話の展開は原作漫画とほぼ同じであった。放送枠がNHKの夕方枠だからと言って躊躇するわけでもなく、お子様には辛いかもしれない長い説明セリフにカードキャプターさくらより複雑な設定、そして、肝心の難癖のあるストーリー、今後については残念ながら期待できない。ただし、唯一、梶浦由記の音楽については別である。

 梶浦サウンドの良さは、やはり、真下耕一と組んだときに最大限の威力を発揮する。真下監督は梶浦本人が作曲する際に想定していなかった使い方をしてくる。舞-HiMEでは監督が真下耕一ではないためか、今ひとつ梶浦サウンドを使い切れていないと感じることがあったが、ツバサ・クロニクルは第1話から梶浦節大全快だった。圧倒的なのは後半。16分10秒付近からかかり始めた曲はBパートが終わるまで6分20秒にわたって流れ続けた。一つのBGMを6分以上かけ続ける監督なんて真下耕一以外にあまり聞かない。もうこの曲を聴いただけで、サントラ購入は決定したようなものだ。

 梶浦由記を知ったのは2001年に放映されたNOIRの第2話である。当時は梶浦由記については全く知らず、アニメ誌に書かれたあらすじを見て、これは面白そうだと思って録画して見たのだが、戦闘シーンでかかり始めた独特の曲、サントラで「salva nos」とタイトルが付けられていたその曲を初めて聴いたときは、体に電撃が走るのを感じた。NOIRという作品自体、セリフを最小限にして、音楽で主張するような作品だった。普段、サントラCDを購入する事はあまりないのだが、NOIRのサントラは発売と同時に買った。案の定、NOIRのサントラは発売されるやいなや売り切れ店続出となり、初回版はネットオークションで定価以上の高値が付いたのを思い出す。何語にも属さない梶浦由記の造語。歌ではなくて、あくまでBGMなのだ。翌年の.hack//SIGNは諸事情により途中で視聴をやめたのだが、2004年のMADLAXは見た。NOIRにしろ、MADLAXにしろ、ストーリーの観点から見れば特別優れてるとは言い難くても、梶浦サウンドを堪能できる作品としては最高だった。

 ツバサ・クロニクルについては、原作があまりにも問題ありなので、アニメのストーリーには期待できないし、アニメ本編のつまらなさをBGMで補完することはできないだろう。でも、梶浦サウンド目的でしばらくは見てみようかと思う。

2005年4月新番組(2)

ガラスの仮面
 深夜枠なのに1年間の放映を予定している。旧作ではマヤ役を務めた勝生真沙子も姫川歌子役で出演。リングにかけろ1と同じく、30年前は熱かった設定も今見るとギャグとして見てしまうのだが、かえって新鮮なのかもしれない。問題は、1年間の放映でどこまでやるかである。
でも、たぶん見ないな。フタコイとかぶっちゃうし。

いちご100%
 ジャンプフェスタ版と異なりキャラクターデザインが微妙。根岸貴幸なのにBGMが変。全く期待していなかったのだが原作通りの前時代的バカ展開が再現されていた。対して面白くもないのに原作漫画はジャンプで毎週読んでいる数少ない漫画だったりする。
ネタでジャンプの全プレDVDを頼んでしまったのはここだけの話。

ムシキング
 子供達の間で大人気らしい。シリーズ構成が吉田玲子と言うことで、そこそこのレベルの作品にはなりそうだが、暗い話が続くと視聴者は耐えきれるかどうかが勝負。

アイシールド21
 原作漫画はジャンプで毎週読んでいるが・・・。話題性を狙った素人だらけのふざけたキャスティング。ヒル魔にいたってはロンドンブーツ1号2号の田村淳。もうそれだけで見る気が失せる。第1話だけは見てみたが、田村淳の演技は全体から見ればマシな方で、他のキャラもひどかった。田村淳はEDのキャスト表示でも特別扱いになっている。芸能界は怖いね。

極上生徒会
 ラブひなや陸上防衛隊まおちゃんの監督を務めた岩崎良明にシリーズ構成は黒田洋介。それだけでネタ扱いになりそうだが。古くさい絵柄に、舞-HiMEとsakusakuと美鳥の日々とマリア様がみてるを足して4で割ったような作品だった。加えてケロロ軍曹風文字擬態音演出。

LOVELESS
 音楽が梶浦由記と言うことで見てみた。基本的に腐女子向け作品。能登麻美子バブルはこの手のアニメにも及び、女教師役で出ている。男しか出てこなかった好きしょと異なり、男でもそれなりに見られるけど、微妙。OPとEDは良かった。

スピードグラファー
 深夜枠らしく、女の子の腕がへし折られるシーンなど、グロテスクな描写があった。ヒロインの声優が公開オーディションで決定した素人なのが不安要素だが、第1話ではセリフがなかったので何とも言えない。そこそこ面白かったので、とりあえず来週も見てみる。

魔法先生ネギま!
 新番組ではないが、事実上の新番組(笑)。監督交代は明らかになっていたが、なんと、今週は監督が誰なのかクレジットされなかった。さらに、企画に大月俊倫の名もなく更迭された模様。オープニング後半で、画面と連動して先生と生徒のキャスト名が表記されるようになった。作画がやっと並の水準になった。


関連エントリ
2005年4月新番組(1)

舞-HiME 続編決定

 情報元はMOON PHASE さんの、アニメージュの早売り情報による。

なんだかなー、怒っていいのか喜んでいいのか唖然とすればいいのか、よくわからない気分である。

 現在、まだDVDにしていない話のDVD化作業を行っているのだが、23話前後の静留の狂った百合描写を見返すと、最終回での「堪忍なぁー♥」の一言で済む問題ではないだろうと改めて思う。

 やっぱり、最終回のシナリオはおかしいよ。第25話までは、あれだけキャラクターが多いにもかかわらず、それぞれのキャラクターをよく描いていたよ。消滅に至るまでの過程が、それはご丁寧に描かれていた。最終回は、それまで、あれだけ丁寧に描いていた心理描写が全く描かれず。突然復活して、あれだけひどいめに遭わせておきながら、「堪忍なぁー♥」。あの展開で笑えと言われても無理であった。

仮に、復活エンドを容認するにしても、

・実は消滅してしまった人は死んだわけではなくて、柱の中に存在していた→蘇らせるためにはどうすればいいか

というような展開があったとして、その部分に、2、3話くらい割いてもらわないと、納得がいかない。

 最終回があのような形だった以上、続編が始まり鬱展開になったとしても、どうせ最後は「堪忍なぁー♥」で全員復活と思っていたら、緊迫感のない話になりそうだ。


関連エントリ
舞-HiME 第26話『shining☆days』

JAGUAR様の「ファイト!ファイト!ちば!」がついに発売

 今回は千葉県民以外にはあまりわからないネタを一つ。

 ちばテレビ応援キャンペーンのCMでバックにかかっている「ファイト!ファイト!ちば!」という曲。県内ではカルト的な人気を誇るジャガーさんが歌っているのだが、初めて見たときは「なんじゃこりゃ」と思った。なんと、自分でスポンサーにもなって、土曜の深夜に「HELLO JAGUAR」という5分間の番組まで持っている。調べてみると、10年くらい前まで、やはり自分でスポンサーになって番組を持っていたとか、あるいは、ライブハウスまで持っていたとか、テレビ朝日で夕方に放送されていたパオパオチャンネルに出演していたとか。でも、ここ10年くらいは活動休止状態だったらしい。当時関東在住ではなかったので、ジャガーさんについて全く知らなかった。

 昨年春にこの曲がかかり始めてから、ちばテレビやCDショップに「いつ発売されるのか」との問い合わせが殺到し、ついに、2005年4月6日、ビクターエンタテインメントから発売されてしまった。

 CD発売に先駆けて、4月8日の夜8時からは、まるまる30分間ジャガーさんの歌が流れる「ハロージャガースペシャル」まで放映されてしまった。その番組の最後では「ジャガーさん」なる新曲も発表され、ただ唖然とするばかりであった。

 というわけで、千葉県民の義務として(笑)、さっそく購入。初回生産枚数は1500枚とのことだが、地元のCDショップの新譜コーナーにはなく、J-POPのサ行の所に1枚だけ残っていたのを購入した。

 はっきり言って、ジャガーさんについて何も知らない方が購入するのはあまりにも危険すぎるので、ある程度情報を集めてから、そして、実際に曲を試聴してみる事をお薦めする。

 なお、期間限定でフルバージョンのPVも配信されている。
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Information/A019661.html
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/-/VICL-35805.html


関連リンク
JAGUAR ジャガー 公式
HELLO JAGUAR(ちばテレビ 番組紹介)
ジャガー(いかものレコード さん)
「くまたろうMusic Style MM」Vol.23

関連記事
千葉への応援歌 ロッカー「ジャガー」復活(朝日新聞)
伝説のロック歌手復活『JAGUAR(ジャガー)』新曲で県内に“喝”(東京新聞)


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ジャケット表面


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ジャケット裏面


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初回限定「ジャガーステッカー2005」付き


リニューアルドラえもんテーマ曲は女子十二楽坊が担当

 テレビアニメ「ドラえもん」のテーマ曲を、中国人の音楽グループ「女子十二楽坊」が担当すると、テレビ朝日が7日、発表した。15日の放送から声優陣が交代するのに合わせた。新テーマ曲は演奏のみ。おなじみの「あんなこといいな」で始まる歌詞は、画面下部に表示する。

 女子十二楽坊は、中国の伝統楽器を演奏する女性12人組。テーマ曲はこれまで大杉久美子、渡辺美里、AJIら5組が歌い継いできた。同局は「テレビの前で親子で歌ってほしい」としている。(朝日新聞

というわけで、水田ドラのOPは、歌なしのインストになる事が発表された。せっかくだからテーマ曲も新しくするべきだと思っていたのだが。もちろん、これから何年も歌い継がれるような曲をね。

声優に関しては芸能人の起用もなくスタッフの気迫が伝わってきたものだが、主題歌に関してはタイアップ路線を選んだという事か。まだ曲を聴いていないので曲の中身については何とも言えないけど、「テレビの前で親子で歌ってほしい」ってのはなんなんだか。

あと、スネ夫のママは、魔女の宅急便のキキや名探偵コナンのコナン、忍たま乱太郎の乱太郎等でおなじみの高山みなみに決まった模様。(高山みなみオフィシャルファンクラブ「373分署」


関連記事
女子十二楽坊が「ドラえもんのうた」(日刊スポーツ)

テレビ朝日 ドラタウンレポ

 3月25日から31日まで、六本木ヒルズのテレビ朝日一帯で“ドラタウン”なるイベントが開かれた。28日に行われたドラえもん新声優公開記者会見終了後、立ち寄ってみた。2112年9月3日に開封予定のタイムカプセルの展示や、実物大のび太の部屋の展示の他、新声優の声がいち早く聴けるコーナーも設けられていた。また、探検ラリーゲームも行われ、参加者にはポストカードのプレゼントも行われていた。


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六本木ヒルズの一角にあるテレビ朝日社屋


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新声優の声が聴けるパネル


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のび太の部屋を再現。押し入れに照明が入ってるぞ?


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発売されたばかりのドラえもんプラス1巻とカラー作品集5巻、そして、ぼくドラえもんも売られていた。


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ドラタウン探検ラリーゲーム ゴール地点。雨だから大変。


関連エントリ
水田わさび版ドラえもん 新声優記者会見レポ

2005年4月新番組(1)

とりあえず、既に始まっている番組のみ書いてみる。
エマを除いて、次週以降の視聴は未定。

ふしぎ星の☆ふたご姫
 東映の「ふたりはプリキュア」に対する佐藤順一の答えが本作であろうか。しばらく様子見。

おねがいマイメロディ
 蒼穹のファフナーを見ていなかったので何とも言えないが、シリーズ構成の山野辺一記は色々問題のある人らしい。なんかシナリオがおかしいとは感じたが。

エルフェンリート(地上波版)
 AT-Xで既に放送済の作品を地上波用に手直しして放映。実は少し前にダイジェスト版が1話だけ放送されたが、意味がよくわからなかったので事実上の初視聴である。首チョンパや手足がもげてダルマ状態になるなどグロテスクな描写が特徴でもあったはずなのだが、首チョンパは不自然な黒い霧で隠されていた。ちばテレビは他局で切られてしまうセリフをそのまま放映できる局なのだ。放映時間帯をもっと遅くして、無修正版を放映できないだろうか。

英國戀物語エマ
 ハウス食品名作劇場を彷彿とさせるストーリー。音楽だけのOPとEDもなかなかいい。こういう良質な作品が日曜夜にフジテレビで放映できなくなってしまった世の中が悲しい。

こいこい7
 原作は花右京メイド隊ののりしげ。監督はぴちぴちピッチのふじもとよしたか。アニメは原作漫画とは違うオリジナル路線らしい。声優の演技力の低さ、作画レベルの低さ、説明なしの強引な展開は見事にピッチと共通している。しかし、あらゆるマイナスの様子が集まって奇跡的に化けたピッチと異なり、本作は最後まで化けることはなさそうだ。
まあ、ぴちぴちピッチ自体、名作とは呼べず迷作なのであるが、中毒的な面白さはあった。本作は、その面白さもない。全てが寒い。ぴちぴちピッチは奇跡の作品だった。
電波主題歌以外に見所なし。

創聖のアクエリオン
 監督はマクロスの河森正治だけあって、合体を重視したロボットアニメ。ドラえもんの新声優は今後アニヲタ向けアニメに出ないのではないかとか騒いでいる輩を見たが、しずか役のかかずゆみは本作では主役級キャラとして出ている。しかも、この作品、ロボットが合体する際には、パイロットまで合体するというアヤしい描写もあり、なかなか期待が持てそうではあるが、同時に盛大にコケそうな感じもする。

エレメンタル ジェレイド
 音楽が梶浦由記という事で見てみたが、時間帯が夕方と言うことで、小学校高学年から中学生向けの作品と感じた。アニヲタに受けそうな要素が乏しいのは仕方がない。梶浦テイストの効いた音楽も流れたが、それ以外の音楽はいたって普通だった。

ケロロ軍曹
 新番組ではないが、放映延長により2年目に入ったので取り上げてみた。1年目の後半になるにつれてオリジナル話が増え、話の出来不出来の差が大きくなっていた。原作のストックをほとんど使い切ってしまい、今後に不安が残る。また、総監督は引き続き佐藤順一だが、ふしぎ星の☆ふたご姫と掛け持ちでは、あまり深くは関われないだろう。2年目の第1回は、放映時間帯が変わったためか、説明回に当てられていた。それより問題なのは原作者の吉崎観音がぶち切れそうな主題歌になってしまったこと。子供が口ずさめない時点で主題歌失格である。


関連エントリ
2005年4月新番組(2)

2005年3月期終了番組感想

月詠 -MOON PHASE-
 1話と2話は大まじめに作ってあるのだが、3話以降、葉月が日本に来た後は、カメラワークが8時だヨ!全員集合を彷彿とさせる舞台風になった。お約束のタライも落ちてくる。ストーリーは無いに等しくて、狙いすぎの一枚絵が随所に登場したり、ドリフのコントパロディばかりだったが、全員集合を見ていなかった人は楽しめたのだろうか。また、スケジュール管理が杜撰だったのか、全然動かなくて紙芝居に近い話もあったし、EDに至っては第20話を過ぎてやっと完成バージョンになった。その割にはOPを毎回微妙に変えていたりしたのだが。最終話の一つ前で決着を付けたが、締めの言葉もドリフの「駄目だこりゃ」だったことが本作を象徴していると言えよう。かかずゆみ演じるエルフリーデが焼死したと思わせる描写があるなど、たまにシリアス話を入れていたが、中途半端だった。とはいえ、終始冷めた目で見てた結果、全話通してみるとそこそこ楽しめた様な気がする。舞-HiMEも月詠と同じ見方をしていれば、最後まで楽しめたのかもしれない。

スクールランブル
 原作漫画はマガジンを立ち読みした程度なので深くは語れないのだが、原作漫画が好きでよくわかってる人達が作ってるというのは伝わってきた。中盤以降は演出がいい意味で暴走していた。原作付き作品のアニメ化では、いい見本であった。

わがままフェアリーミルモでポン!わんだほう
 視聴対象である子供が楽しめたのか疑問に思う3年目。メインストーリーは最終回の一つ前で決着が着いているので残り一話はおまけであった。最終回らしく脇役が多数登場した。もう出ないと思われていたタコスが出てきたのには意表をつかれた。
 何はともあれ、ミルモの世界観をぶち壊した元凶となったタコ型ロボットを演じた水田わさびは国民的猫型ロボット役に大出世することになった。ここのところアニメは原作から大きく離れていたが、4年目は原作のラブコメ路線に回帰するようである。そろそろ見切ろうかと思いながらも1年間耐えてきた苦労が報われようとしている。昨年の一時期、小学館プロダクションのサイトでアンケートをしていたが、本来の視聴者層からもアニメ未登場キャラを出してくれとの要望が強かったのだろうか。ちゃお本誌や小学館プロダクションに掲載されている4年目の情報を見る限り、期待が持てそうだ。毎週、女装したミルモがファッションチェックをするコーナーも、ちゃお読者の女児には受けると思う。ただ、パーキッツとSanaが主題歌担当を続投するのはいただけない。kaede-chan(中原麻衣)の復活は無理なのか。

らいむいろ流奇譚 X CROSS ~恋、オシヘテクダサイ。~
 あかほりさとるは老害という事が改めてよくわかった。六月十三といい、なんでこの世界で生き残っているのかわからん。

巌窟王
 モンテ・クリスト伯爵は23話で死亡し、最終回はまるまる後日談で余韻に浸らせてくれた。3倍モード繰り返し録り録画から最終的にはS-VHS標準へとランクアップ。ストーリーだけ見れば平凡かもしれないし、CGテクスチャを多用した独特の画面構成あっての作品だったが、作品というのは全体を通して評価するものだ。最後まで見ていて良かったと思わせる作品だった。

スターシップ・オペレーターズ
 最終回の一話前までは頑張っていたが最終回でコケしまった舞-HiMEと異なり、最初から最後までコケ続けた作品。その理由として考えられるのは全く感情移入できないキャラクター。劇中で人が死んでも対岸の火事にしか見えなかった。また、主役が誰なのかもよくわからなかったし、登場人物が多すぎて名前を覚える前に最終回を迎えてしまった。主題歌以外見所なし。KOTOKOは良作に恵まれてない気がする。あと、放映時間帯が夕方なのが謎であった。

まじかるカナン
 MXTVはまだ最終回を迎えていないわけだが、まあいいや。1クールしかないのにOP・EDアニメが完成したのは第10話なのはどういう事なのか。エロゲーみたいな点呼OP主題歌だけは今期ベスト3に入れてやってもいい。あ、原作はエロゲーだった。

舞-HiME
舞-HiME 第26話『shining☆days』 参照。

ドラえもん(大山のぶ代版)
ドラえもん 大山のぶ代版最終回1時間スペシャル 参照。

UG☆アルティメットガール
 作画が酷かったが比較的予定調和で終わったのではないかと。

舞-HiME 第26話『shining☆days』

物語は、全員復活、最終的に犠牲者0で終了した。

第20話について書いたエントリの最後で

あと6回。どうやって収集をつけるのだろうか。 ドラゴンボール方式の生き返って万々歳は勘弁してもらいたい。生き返ってしまうとバッドエンドである。

と書いたが、想定しうる最悪のラストを見事に取り入れてくれました。もし、最終回がこうだったらという恐れがこれでもかという位見事に的中した。

半ば強引ながらも、登場キャラクターの心理描写が秀逸だったために、途中から感情移入をして見てしまった。真面目に見ていた俺が馬鹿だった。_| ̄|○

最終回、前回までに死んだというか消滅したキャラが、全員あっさりと復活した時点で幻滅し始めていた。そして、復活したHiME達がチャイルドと共に舞衣の元にかけつける。静留にやられたHiME達は静留を問いつめかけるが、静留は笑って、ただ一言「堪忍なぁー」。ますます幻滅。そして、命の兄である黒曜の君に襲われかけた舞衣の前に命が立ちはばかり、相打ちとなって双方倒れる。命は腰を刺されていた。号泣する舞衣の元で意識を失っていく命。一瞬、死んだと思わせておいて、実は、腹が減っていただけだった。ここで命が命を落とす展開であれば少しは見直したのだが、それも適わなかった。

あとは、シリーズ序盤のドタバタ日常に戻ってしまった。8話以降廃人になっていた日暮あかねもベタベタな恋愛を楽しんでいる。黒曜の君である黎人も、なぜか元に戻っている。

こうしているうちに栗林みな実が歌うOP「Shining☆Days」がかかり始め、物語は終了した。

結局、舞-HiMEというアニメは、26話の静留のセリフ、「堪忍なぁー♥」に集約されているような気がする。キャラクターが自我を失い壊れていく心理描写を、今まで散々丁寧に描いておきながら、結局はこの一言で片付けてしまった。

終わりよければすべてよしという言葉があるが、裏を返せば、終わり悪ければ全て悪いと言うことにもなる。見事に最終回でコケてくれた。

シリーズ開始当初、たいした期待もしていなかったので、繰り返し録り用のVHSテープに3倍録画していたが、5、6話あたりからS-VHS標準録画に切り替えた。

15話でシアーズ財団を倒した後、16話でHiME戦隊としてまとまりかけたように見えた。16話ラストから始まり、17話から本格的に開始されたバトルロワイヤル的展開。固まりかけたはずの友情が、ほんの些細なことがきっかけで壊れていく様は圧巻であった。しかも、そのきっかけを作ったのは、友情崩壊の原因を作りやすいと思われた奈緒ではなく、ある意味最も作りにくいと思われたシスターであった。そして、20話での舞衣の弟・巧海の死、21話から24話にかけてのチャイルドが次々に消滅していき、HiMEも廃人となっていく展開。生徒会長・静留の、なつきに対する狂った同性愛、詩帆と舞衣の大切な人が共通だった悲劇を描いた24話。

17話から24話までの展開が怒濤の連続で、本当に感情移入して見てしまった。その辺は、20話の感想エントリに現れている。終始、軽いノリを続けていたラジオドラマも、静留のなつきに対する思いについて、テレビでは描ききれなかった部分を補完する回を用意してきたりしていた。ここまで掘り下げて描くのであれば、全員復活のラストはないだろうと信じていた。一方で、全員復活エンドだと、ただの3流作品に成り下がってしまう恐れも、終始捨てきれないでいた。そして、見事に成り下がってしまった。

・・・・・・。

17話以降の鬱展開になってから切った視聴者も多いらしいが、切らなかった視聴者は全員死亡エンドでも耐え切れたと思う。チャイルドがやられるとHiMEが最も大切に思っていた人が消滅する。この設定も結局、活かしきることができなかった。

それに、鬱展開というが、かつての富野作品や1970年代のタツノコプロ作品に比べれば生ぬるい部類だろう。視聴者を舐めるなよ。皆殺しエンドの代表作、無敵超人ザンボット3や伝説巨神イデオンは数年前に視聴済であるし、テッカマンやキャシャーンなどのタツノコ作品も全部ではないものの、評判の高い回は見てきた。だからという訳ではないけれど、舞-HiMEが悲劇的な終わり方だったとしても落胆はしないし、むしろ、そうしてくれた方が評価が高くなるよ。

心理描写があそこまで丁寧に描けるのであれば、大切な人を失ったショックから立ち直る過程を描いてほしかった。これが描かれたのは25話の舞衣だけ。

失望したのは全員復活エンドだったからだけではない。最終回のシナリオのひどさである。それまでのシナリオから大幅にレベルダウンしたのは何故なのだろう。最後まであのテンションで行く勇気はなかったのか。

大切な人を失ってしまった悲しみ、その悲しみのどん底から這い上がっていく希望に満ちたラストにしてほしかった。そう簡単に立ち直れるものではないけど、それでも明日への希望が持てるような終わり方が・・・。

制作側から示されたのは、廃人からの抜け出しが、大切なあの人の復活だもんなあ。

結局、このアニメって、大切な人の消滅やレイプ描写、百合展開などは全てアニヲタを釣るためのエサに過ぎなかったという事だ。あの最終回ではこのような印象しか残らない。

鬱展開になっても主題歌が変わらず「Shining☆Days」を使い続けた時点で気づくべきだったのか。

半年かけた茶番劇につきあわされてしまった。

25話までは間違いなく名作である。梶浦由記のBGMだけは良かったよ・・・本当に・・・。


最終回がああなってしまったので、どのような展開だったら納得したのか勝手に考えてみた。以下は妄想最終回である。

・最後は舞衣も死亡。HiMEは全員廃人になるか死亡。こうして世界は救われたが・・・。泣き叫ぶ雪乃、千恵とあおい。それを碧がやさしく抱きしめる。BGMは「風華学園校歌 水晶の守り」。
・舞衣と命の最終決戦の後、舞衣だけが生き残る。ラストは犠牲者のお墓を前に舞衣と生き残った元HiME達が集まってくる。BGMは「小さな星が降りる時」。
・最終回Aパートで消滅したキャラとチャイルドは復活したが、それは一時的なものだった。黒曜の君を倒した後、再び消えていく。号泣する舞衣。BGMは「媛星」。数ヶ月後、もしくは数年後、成長した舞衣と雪乃、そして碧はお墓の前で手を合わせる。
・最終回で消滅したキャラは全員復活。黒曜の君を倒した後、舞衣と命で最終決戦。両者相打ちになる。巧海の目の前で意識を失っていく舞衣。「お姉ちゃんの分まで生きなさいよ。」そして死亡。一人の犠牲によって全員は救われた。

全滅エンドと復活エンドどっちもあり得るが、犠牲者0で全員がハッピーになるラストは考えられなかった。

なんか、今後、真面目にアニメ見るのが馬鹿馬鹿しくなりそうである。


同時期放映の月詠 -MOON PHASE-。こちらも途中で主要キャラが死んだと思わせる描写があるのだが、一方では、タライが落ちてくるドリフ演出の連続だったので、終始冷めた目で見ていた。結果的には、全話通してみるとそこそこ楽しめた様な気がする。

東京国際アニメフェア2005「ああっ女神さまっ」特別ステージレポ

4月2日土曜日、お台場のビッグサイトで開かれた東京国際アニメフェア2005に行ってきた。11時半から始まる「ああっ女神さまっ」特別ステージが見たかったので、午前中からでかけた。ビッグサイトに着いたのは10時20分頃だったが、入場まで約40分かかった。

メインステージではアンパンマンショーがちょうど終わったところだった。アンパンマンショーを見ていた観客が出て行くのを待って客席に入ったが、前方の客席は退場する人がほとんどいない。空いているように見える席にも席取りと思われる荷物が置いてある。全席自由席の弊害として、目的のステージが始まる前から席取りをする輩が出てしまう欠点があるのだが、その欠点を見事に露呈した形となった。アンパンマンショーなんだから前方は親子連れに譲るくらいのモラルは持つべきだと思う。せめて客席後方で待つべきであろう。例えば、小学館系の次世代ワールドホビーフェアだと前方は親子連れ以外禁止になる等の対策をしているが、次回以降、子供向けステージイベントではこういう配慮をしてほしい。

あとでわかったことだが、女神さまっ目当てで前方にいた人よりは、後のavexステージやGONZO春の新番組悩殺ステージに出た鳥海浩輔目当ての人が多かったようである。14時からのステージのために朝からずっと占拠してた事になる。どうりで女神さまっの割に腐女子の姿が多いと思った。

そんなわけで、中央よりちょっと後ろに空いてる席をようやく見つけて、そこで見ることにした。11時半まで30分近く時間があったが、エマ、撲殺天使ドクロちゃん、これが私の御主人様のコスプレ姉ちゃん達がグッズやチラシを配っていた。

時刻は11時半となり、いきなり井上喜久子登場。初めの挨拶はもちろん

喜久子さん:井上喜久子17歳です!
観客:おいおい!!

前述のように、この後のステージイベント目当ての観客もいたせいか、今ひとつ盛り上がらない。ちなみにコスプレはしておらず普通の服装だった。ステージの内容は公式の告知にもあるように

当日は架空ラジオ番組の公開収録を行います。パーソナリティーとしてベルダンディー役の井上喜久子さんを迎え、今後の気になる展開や、公式ホームページで募集した視聴者からの疑問・質問に可能な限りお答えします。また、OP・EDを歌う石田燿子さんがゲストとして特別参加!

ということで、ラジオ風に行われた。なお、アシスタントとして制作スタッフの方がいたが、名前については失念。お便りは事前に公式サイトで募集していた。

初めのコーナー名は「たまご焼きが出来ました」、普通のお便りを読むコーナーであった。今回のテレビシリーズにばんぺいくんは出るのかとの問いに、スクルドが登場するので出てきますとのこと。13話か14話で出るのだろうか。続いてのお便りは映画30回見に行ったという富山県民からの応援メッセージ。3万円以上費やしたとか。その後、なぜか携帯電話はどこのキャリアを使っているかという話になってしまい、喜久子さんが勝手に観客に向かってキャリア調査を始めてしまう光景もあった。

続いて、石田燿子の生ライブ。曲はもちろんテーマ「OPEN YOUR MIND ~小さな羽根ひろげて~」である。生で聴いたのは初めてだったが、やはり本職の歌手は生で聴いても歌声が変わらない。この曲はTVサイズとフルバージョンではかなりアレンジが違うが、どちらも好きだ。

歌い終えた後、石田燿子も合流し、3人となって架空ラジオ番組は続行した。続いて、質問ハガキコーナーとなった。コーナー名は「バナナはおやつに入りますか?」。初めの質問は、女神の男性キャラはいつも同じ衣装だが、3人の中で誰が好みかというものだった。スクリーンには森里蛍一、大滝先輩、田宮先輩が映し出された。K1はともかく、残り二人は奇抜である。石田燿子は田宮先輩のコスプレをして歌いたいと言ってたのが印象的だった。2番目の質問では、喜久子さんのコスプレネタが持ち出された。バックスクリーンには、声優アニメディア掲載の井上喜久子ベルダンディーコスプレ写真が大きく映し出されて観客から歓声が上がる。一般人はびっくりしたことであろう。3番目の質問は、食事シーンではK1だけおいしそうに食事をしていて、それをベルダンディーが見つめているが、女神達は食事をしないのか・・・だったっけ。ちょっと自信がない。喜久子さんは基本的に女神は食事をしないこと、また、ウルドはお酒、スクルドはアイスが大好物である事などを石田燿子に説明していた。

ここで突然ブザーが鳴り、バックスクリーンには日本列島の地図と共に「井上喜久子さん、そろそろ出発しないと飛行機に遅れますよ」との文字が映し出された。この後、北海道で仕事があるために一足先に退出しなければならないらしい。1時間後には飛行機に乗らなければならないのだとか。こうして、喜久子さんは大変申し訳なさそうに退出していった。退出する際に出口を間違えるあたりがお姉ちゃんらしいというか。自宅に帰って公式サイトを見てみたら、「15時から札幌で月刊ニュータイプ20周年感謝祭に出演」となっていた。恐ろしいスケジュールだ。

あとはステージに残された二人で進行していったが、あまり時間は残っていなかったので、石田燿子が今後のライブの予定など告知をしたところで終了を告げる曲がかかり始めた。そして、4月からエンディングテーマが変わることが告知された。そして、現在かかっている曲が、新EDとなる高橋洋子の「WIND」であるとの事だったが、よく聞こえなかったので、どんな曲なのか何とも言えない。

イベントそのものはお世辞にも面白いとは言えなかったが、石田燿子の生歌が聞けたのはよかった。

女神さまっステージイベント終了後は東映アニメーションブースで五條真由美のプリキュア生ライブを見た。そして後から来たアベトンボと合流して、会場を一通り回ったが、ジェネオンブースの巨大スクリーンで流れていた撲殺天使ドクロちゃんOP映像を見る子供、東映アニメーションブースにて、次のステージの待ち時間に子供達が座って待っている間、映画版AIRの映像が流れる光景はシュールだった。



IMGP0768
TBSブースにて。顔を出す勇気はなかった・・・

MISTTIMES.com リニューアル

新年度に合わせて、本家の MISTTIMES.com をリニューアルしました。まあ、最近は放置プレー状態だった訳ですが。ブログはカテゴリ別に分けられるとはいえ、過去に書いた記事はアクセスしにくくなっていく欠点があるので、ブログの記事をアクセスしやすくする保管庫として活用していこうかと考えています。ブログを始める以前に書いていたコンテンツもまとめて掲載しています。

4月1日に公開できるよう急ピッチで作業を進めたので、所々に不具合があったり不完全なコンテンツがありますが、順次修正、追加していきますのでご了承ください。

もちろん、このブログは今まで通り続きます。

MISTTIMES 報道特集
ブログに書いたレポート記事を掲載していこうと考えています。ブログだと撮ってきた写真を少ししか載せていませんが、こちらだと写真をもっと載せられるでしょう。

MISTTIMES グルメ
食べ物系ネタを扱った記事を載せています。

弥次喜多道中記
アベトンボCEO共々、学生時代の旅の記録を載せていますが、途中までしか書いてない記事が多いのは仕様です。とはいえ、そこそこ楽しめる読み物にはなっていると思います。

なお、藤子不二雄・ドラえもん系のネタは MISTTIMES.com ではなく、niftyの@homepageの方で、まとめてコラムとして掲載していこうかと思っていますが、当分先になると思います。

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