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2005年3月

水田わさび版ドラえもん 新声優記者会見レポ

本日15時から、六本木ヒルズにて、ドラえもんの新しい声優のお披露目記者会見が行われ、足を運んで見に行ってきた。

今日の首都圏の天気は、あいにく朝から雨模様。テレビ朝日の公式には雨天時には非公開と告知されていたので、無駄足を踏む可能性があることも覚悟していた。

六本木ヒルズに着いたのは15時前。日比谷線の六本木駅からは直結の入口があるものの、六本木ヒルズの中に入ってから記者会見の会場となったアリーナまでかなり距離があったので、迷ってしまった。それでもなんとか間に合うようにアリーナまでたどり着くと、大勢の人だかりができていた。どうやら無事行われる事になったようで、ホッとした。

公式の告知では「なんと声優さんがじきじきにコーチしてくれるアテレコチャレンジのコーナーもあるよ。」とあるが、アテレココーナーは中止となり、記者会見だけが行われる事になったようだ。

記者会見会場となったアリーナの上には屋根があるが、屋根が高いため、客席の後ろの方には雨が降り注いでいた。一応、デジカメを用意してきたのだが、アリーナの周りには警備員が至る所に立っていて、「写真撮影禁止 携帯電話使用禁止」の立て看板を持っていた。報道プレスでも登録者以外の撮影は禁じられていた。

というわけで、記者会見が行われている間の写真はありません。あしからず。また、一部記憶が違っている可能性があります。

15時過ぎ、テレビ朝日の渡辺宜嗣アナウンサーの司会で記者会見は始まった。はじめに、アリーナ後ろにあるオーロラビジョンに、3月25日の映画「のび太のワンニャン時空伝」エンディング終了後に流れた、リニューアルドラえもんの宣伝映像が映し出された。自分の周りには、その映像で初めて水田わさびのドラえもん声を知って驚く方も見受けられた。

映像終了後、ステージに目をやると、ジャイアンとスネ夫の着ぐるみが登場して、木村昴声のジャイアンと関智一声のスネ夫の初披露となった。ジャイアンの声はジャイアンの母ちゃん・ジャイ子の声を務めた青木和代に似ていた。スネ夫の声は、ふたりはプリキュアのメップルに非常に近かった。新しいスネ夫の声が聞こえると、直ちに客席から悲鳴にも近い黄色い声援が飛ぶ。関智一目当ての腐女子がかなり集まっていたようだ。

続いて、のび太としずかの着ぐるみも登場。大原めぐみ声ののび太と、かかずゆみ声のしずかの初披露である。のび太の声は、雰囲気的には小原乃梨子に似ていると言えば似てるが、やはり違う。少年声には違いなかったが。しずかの声は、ドラミのよこざわけい子の声に似ているような気がした。

そして、いよいよ、最後にドラえもんの着ぐるみが登場した。水田わさびの声は既にテレビで流れているので新鮮味はなかったが、会場の観客にはまだまだ聴いたことがない人も多かったのか、どよめきが起こっていた。

着ぐるみが全員集合すると、次はいよいよ、5人の声優がステージに登場した。水田わさびが最初に登場し、続いて、大原めぐみ、かかずゆみが登場した。水田わさびは青っぽい長袖、かかずゆみはピンクのスカートをはいていて、それぞれの演じるキャラを意識している。水田わさびの地声は、ミルモでポン!のタコスが標準語を喋っているような感じだった。そして、木村昴と関智一がステージに現れた。関智一登場の瞬間、再び腐女子の皆さんから黄色い声援が飛んだ。木村昴は写真で見たとき14歳には見えなかったが、実際に生で見ても、やはり14歳には見えなかった。体も一番大きかった。

5人が勢揃いした後は、一人一人自己紹介と決まった時の心境を一言ずつ話したのだが、のびた役の大原めぐみはガチガチに緊張していたのか一言簡単に答えただけであった。着ぐるみも引き続きステージに残っており、緊張気味の声優陣の心を穏やかにする役目も兼ねていたように見えた。

気になったのは、ドラえもんを演じる水田わさびが「フフフフフ」という笑い声を使っていたこと。前任者の大山のぶ代が後年自然に使い出した笑いだが、個人的にはこの笑いが大嫌いだけに、この笑いを継続して使うのかどうか不安になってしまった。また、日刊スポーツの記事にもあるように、「大山のぶ代さんから替わるプレッシャーはありますが、かわいらしさをモットーに、わさび流でやっていくしかない」と答えていることである。リニューアルドラのスタッフは原点回帰を公言しているが、原作への原点回帰を考えると、「かわいい」という言葉が引っかかる。

ただ、大山のぶ代は、時にはアフレコの際にセリフを言い換えたりするなど、作品の中身にまで口を出すような事もあったようだが、水田わさびはまだ30過ぎの若手であり、制作スタッフに対して作品の中身にまで口を出すほどには踏み込めないのではないかと思われる。また、記事にはなっていないが、「わさび流」の後に、「わさドラ」と言う表現を2、3回使っていた。日テレ版ドラえもんの旧ドラ、大山のぶ代版ドラえもんの大山ドラに対して、水田わさび版のドラえもんは、わさドラでいいのではないかと思った。

役が決まった瞬間については、最終オーディション当日にその場で言われたために、心の準備が出来ておらず本当に頭が真っ白になったと答えていた。

木村昴は予想通り渡辺アナに「君、本当に中学生?」とつっこまれ、「来月から中学3年の中学生です」と答えていた。大原めぐみは終始ガチガチに緊張していて、一度、のび太の着ぐるみに大丈夫?と心配されるような場面もあった。

関智一は「スネ夫は金持ちだから」という発言をやたら連発していた。また、オーディションを受ける際に親から子供の頃描いたスネ夫の絵のFaxが送られてきたこと、子供の頃、ドラえもんの絵を描くときは、不思議なことにスネ夫の絵ばかり描いていたエピソードなどを話した。

続いて、集まった報道陣からの質疑応答の時間になった。最初に質問したのはTVガイドの記者。質問内容は「プレッシャーは感じていないか」であった。水田わさびは、決まったことを家族に伝えても、最初は誰も信じてくれなかったらしい。とにかく、コロコロコミックでキャストが正式発表されるまでは家族を含めて5人以外の誰にも話してはいけない極秘事項だったらしく、関智一はドラえもんという単語を聞いただけでも顔色が変わってうっかり漏らしたり、バレてしまわないだろうかと恐怖に苦しめられたと告白していた。水田わさびとかかずゆみは年が近くて仲がいいのか、正式発表まではケータイメールで頻繁にやりとりしていたとか。木村昴も中学校の同じクラスの生徒に話したくても話せなくて苦しんだと語っていた。

続いて質問したのは、芸能レポーターのみといせい子で、質問内容は「発表まで誰にも言えなかった気持ちは」であった。3人目の質問となったところでチャイムがなった。もう時間切れらしい。もう少し時間を取ればいいのに。渡辺宜嗣アナは、「ちょっとのび太君に似てるそちらの方」と指名した。そして、

「読売新聞の福田です。」

オタク記者として一部で有名な読売新聞の(福)記者であった。初めて見た。質問内容は、「前の声優さんから励ましみたいなものはあったか、それと自分のキャラクターをどのように演じていきたいか」だった。

新声優は、現時点においては、決まってからも旧声優と直接顔を合わせていないようだ。水田わさびと言えば、ここ数年は名前なしの脇役で割と頻繁にドラえもんに出ていたが、今年に入ってから出ていたかどうか記憶にない。決まってから会ってないというのも納得。まあ、所属事務所に行けばしょっちゅう野村道子とは顔を合わせているはずだし。関智一は決まった後で肝付兼太に電話をしたところ、肝付兼太は、ちょうど電車に乗っていてよく聞こえなかったらしく、「今度スネ夫に決まりました」と挨拶しても、「あ、そう。で、誰がどんなご用ですか?」と流されてしまったというエピソードを話してくれた。大原めぐみの元には小原乃梨子から手紙が来たらしい。

この後、報道向けの写真撮影の時間となり、写真撮影終了後、5人の声優から一人ずつ会場の観客に向かって一言メッセージを言って記者会見は終了となった。

声優5人が退出の際、関智一はスネ夫の着ぐるみと共に2度ほど観客に向かって投げキッスをした。会場に集まった腐女子の皆さんからは再び悲鳴にも近い黄色い声援を挙げていた。

記者会見で一番存在感を示していたのは、ドラえもん役の水田わさびでもなく、14歳と言うことで話題になったジャイアン役の木村昴でもなく、スネ夫役の関智一であった。


(2005.4.12追記)
記者会見での質問内容に関して、読売新聞の福田記者ご本人からコメントが寄せられましたので、補足、訂正いたしました。ありがとうございます。



IMGP0710
記者会見会場。終了後に撮影。


IMGP0712
黒山の人だかり


関連リンク
「ドラえもん」新声優陣のお披露目会見(日刊スポーツ)
新ドラえもん声優陣が集合(スポーツニッポン)
“新ドラえもん”キッチリ会見 (デイリースポーツ)


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わがままフェアリー ミルモでポン!わんだほう 第45話「タコのカコ」

さようなら大山ドラえもん(1)

 本日、てんとう虫コミックスのドラえもん単行本としては9年ぶりの新刊となる、ドラえもんプラス第1巻が発売された。同時に、てんとう虫コミックススペシャルドラえもんカラー作品集の第5巻も発売された。奇しくも本日は、大山のぶ代のドラえもんがテレビで放送される最後の日となった。先々週は通常放送の最後、先週は最後の本編スペシャル。そして、今週は昨年公開された映画「のび太のワンニャン時空伝」が放送され、大山ドラえもんは本当に26年の歴史に幕を下ろした。ドラえもんの新刊の話に付いては別のエントリを改めて立てるとして、今回は声優の話を主に進める事とする。

 先週18日に放送されたスーパーJチャンネルの中で、「ドラえもんに休日を?!」のアフレコの後日、大山のぶ代と小原乃梨子の二人だけ呼ばれて、新規にアフレコをする場面が放送された。本日の番組冒頭部分のドラえもんとのび太のナレーションが、最後にアフレコしたものであろう。

 CMの直前には、レギュラー声優5人が一人ずつ顔出しして、映画の思い出も語りながら、視聴者にメッセージを送った。だけど、この構成はいただけなかったなあ。映画は映画でまとめて最後にまとめてほしかった。

 なお、映画本編の感想については、こちらに既に書いてあるので省略させていただく。

 レギュラー声優そしてスタッフの皆様には交代した方も大勢おられる他、残念ながら鬼籍に入られた方もいるが、まずは、26年間おつかれさまでしたと言いたい。

 個人的なことで恐縮ですが、昨年3月にはジャイアン役のたてかべ和也さんと、そして今年1月には大山のぶ代さんと握手できた事はいい思い出となりました。

 大山のぶ代がドラえもんの声を当てている。この事を意識し始めたのはいつであろうか。これは自分の中でははっきりと断定できる。1985年春、映画公開直後に出版された、映画「ドラえもん のび太の宇宙小戦争」、「忍者ハットリくん+パーマン 忍者怪獣ジッポウVSミラクル卵」のフィルムストーリー本を叔父に買ってもらったのがきっかけである。結局、映画自体は映画館には見に行かなかったのであるが、この本に掲載された、「おなじみ声優さん大集合」という記事を見て、初めて声優という存在を意識した。この記事には、映画出演声優の集合写真が大きく掲載されており、同時に、この写真で、はじめてドラえもんは大山のぶ代が声を当てているという事を意識した。また、野村道子の説明として「サザエさんのワカメちゃんもこの人が演じているのだ。」と書かれており、自分は小学校低学年の頃からしずかとワカメは同じ人が演じている事を知っていた訳である。かわいくない子供だ。この本のおかげで、以後、声優ヲタクへの道を進む事になるのは蛇足である。


V6010243

 この本に関して少し述べると、当時は、二人で一人の藤子不二雄であったし、ドラえもんは藤本弘が描いていて安孫子素雄は全く描いていないなんて考えた事もなかった。二人で描いているものと思っていた。ハットリくん+パーマンが極めてイレギュラーな作品だった事を意識するのは二人が独立した後である。考えてみれば、この映画はハットリくんがメインでパーマンはサブキャラ扱いだったのだが、その理由なんて考えなかったよ。

 本日の話に戻す。映画が終わり、番組終了直前に、水田わさびの声と共に、4月からの新しいドラえもんの映像が流れた。ほんのわずかではあったが、非常に原作絵に近く、好感が持てた。また、見えない圧力で自粛気味になっていたしずか入浴シーンがリニューアル後も健在だと言う事を示してくれた。

 自分の中では、今までの声優、スタッフに対しては感謝の気持ちを述べつつ、既に気持ちは新ドラえもんへの期待へと切り替わっている。

とはいえ、大山版ドラえもんに関しては、まだまだ書きたい事がたくさんある。それはまた別の機会に。


(2005.4.21追記)
さようなら大山ドラえもん(2) 26年続いた事は確かだが・・・
さようなら大山ドラえもん(3) 声を変えると言うこと


関連リンク
26年を振り返って─各声優さんからのメッセージ─ドラえもんワールド


関連エントリ
2004年ドラえもん&パーマン映画感想
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さようなら大山ドラえもん(2) 26年続いた事は確かだが・・・
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テレビ朝日 チンプイ再放送打ち切り

大山のぶ代版ドラえもん最終回に失望してその余韻も覚めやらぬ中、テレビ朝日で不定期に土曜早朝4:55から放映されていたチンプイが、本日朝の放送をもって打ち切りとなってしまった。テレビ朝日でのチンプイの再放送は初めてということで、非常に楽しみにしていたのだが。ある意味、大山ドラが最終回を迎えたことよりショックである。新聞に(終)マークもなく、Bパートのラストに唐突に

「チンプイ」をご覧いただき、ありがとうございました。
また、お会いできる日を楽しみにしています。

と、テロップが出ただけ。まだ20話までしか放送していなかったのだが。ドラえもんは録画ビデオがたくさん残っているし、レンタルビデオ屋に行けば多くの話を見ることができる。しかし、チンプイは映画を除いて一切ビデオ・DVD化されたことがないのである。それだけに、常に天気予報が表示される最悪の放映形態ながら、毎回S-VHS標準で録画していた。藤子アニメ史上に残る名曲となったエンディングテーマをカットせずに放送してくれたのはよかった。

チンプイは以前からテレ朝チャンネルで放送されている。我が家の場合、現在契約しているCATVをデジタル契約に切り替えればテレ朝チャンネルの視聴が可能となるのだが、諸般の事情により、切り替える気にはならない。

シンエイ動画系の藤子アニメはDVD化に消極的である。チンプイはデビュー間もない林原めぐみに監督の本郷みつる、音楽の田中公平など、今となっては豪華スタッフが結集しており、需要はあると思うのだが・・・。

TV Japan を見ると、4月の同じ時間帯にはアニメとしか書いておらず、現時点では何が放映されるのか不明である。


チンプイと言えばこのサイト。
藤子アニメだいすき!


関連エントリ
チンプイ 第19話「エリさま初レコーディング」
テレビ朝日チンプイ再放送2回目
テレビ朝日でチンプイ再放送開始

ドラえもん 大山のぶ代版最終回1時間スペシャル

最後くらいは大目に見ようと思っていた。しかし・・・いくらなんでもひどすぎる。

質の低下が著しい晩年の大山ドラの中で、先々週の「魔法使いしずかちゃん」と先週の「45年後・・・」で久しぶりに良作が見られたから、今回も期待はしていたのだが・・・。

最終回という事で久しぶりに見て、あまりの変貌ぶりに驚かれた方、これが今のアニメドラの姿です。

スペシャルの一本目に「ハリーのしっぽ」を持ってきたのは良かった。本放送は1984年12月21日、ハレー彗星が地球に接近する2年前である。また、クレヨンしんちゃんオトナ帝国の逆襲で名を馳せた原恵一が絵コンテ及び演出を担当した作品である。現在では聴けなくなってしまった大山のぶ代の若々しい声も生き生きとしていた。また、加藤正之演じるのび太のパパを聴くことができた。実は、本日はのび太のパパ役だった加藤正之氏の命日だったのである。加藤氏は咽喉癌のため、1993年3月18日、61歳で亡くなっている。

そして、大山ドラえもん最後の新作となった「ドラえもんに休日を?!」である。ここ数年の低レベル化したドラえもんを象徴するような作品だった。ちなみに、本作はてんとう虫コミックス35巻に収録されている。雑誌初掲載は小学五年生1984年9月号であり、半年後には早くもアニメ化されている。今回はリメイク版であった。しかし、ここ最近の傾向である薄っぺらい感動話に成り下がってしまった。

これだけは変えてはいけないポイントがほとんど改悪された。今回、演出を担当した安藤敏彦は、一度目のアニメ化の際にも演出を担当している。ただし、原恵一との連名クレジットであるが。

(2005.3.19補足)
上記はドラちゃんのおへや内のテレビアニメについてを参考にさせていただきましたが、1989年の大晦日だよドラえもんのEDスタッフロールを見返したところ、「ドラえもんに休日を」の演出は、もとひら了になっていました。この点について、ドラちゃんのおへや管理人のおおはたさんからコメントをいただきました。

 89年大晦日ドラのEDクレジットですが、「演出」に関しては、もとひら了、芝山努両氏しかクレジットされていないはずです。
 つまり、各話の放映時期におけるチーフディレクター(もとひら氏はOPで「演出」とクレジットでしたが)を、89年大晦日では「演出」として扱ったと考えられます。
 ただ、それだと「ドラえもんに休日を」は、「演出 芝山努」となるはずなのですが、おそらくミスでしょう。85年当時、もとひら氏は演出から脚本家に転向していましたから、少なくとももとひら氏が演出と言うことはありえないはずです(ただし、87年に一度だけ、もとひら氏自身脚本の回でコンテを切っていますが、これは例外でしょう)。

原作漫画がなぜ名作なのか。それは後ほど書くとして、今回の話は原作を抜きにしてアニメ単体で評価したとしてもひどすぎる。ここ数年の質の低下を象徴するような出来であった。大山ドラえもん史上ワースト5に入る話であろう。

一番駄目なのは呼びつけブザーを押させてしまった事である。呼びつけブザーは絶対に押してはいけなかった。一方、ハイキングに行きつつも、のび太を忘れることが出来ないドラえもん。友達という存在ではなく、完全に保護者的存在になってしまった大山ドラえもんの姿である。また、中盤をオリジナル展開にした後、ラストで原作にも登場したいじめっ子を唐突に登場させるなど、脚本そのものの荒さも目立つ。そして、ここ数年のドラえもんの特徴である、ぐんにゃり作画に代表されるように、無理のある脚本を動きで無理矢理笑わせようと試みる展開だった。隣の部屋で非藤子ファンの弟たちが馬鹿笑いしているのをみて、何とも言えない複雑な気持ちになった。

そして、番組の最後にかかるのは、全てをぶちこわすダブルユーの史上最低のエンディング「ああ、いいな」。26年を飾る最後くらいは大杉久美子の透明感のある歌声を聞かせるような良心はなかったのだろうか。

冒頭にも書いたように、「ドラえもんに休日を」がアニメ化されたのは今回が初めてではなく、一度目は1985年3月8日に放送されている。以後、一度目のアニメ化作品を旧作と称する。旧作は1989年の大晦日に再放送された際に録画済であったので、今回、見返してみた。

ちなみに原作漫画だと、ドラえもんは最初と最後にしか登場しない。旧作のアニメだと、ハイキングの最中に時々はのび太を思い出すものの完全に休日を楽しむ。アニメで追加されたシーンとして、川に落ちた野良猫を助ける場面と、野良猫の飼い主を捜す場面がある。その後は原作通りの展開になり、犬に追いかけられて屋根づたいに逃げようとしたものの、滑り落ちたところはトラックの荷台。そして、必死に荷台につかまりながら隣町まで運ばれていく。ジャイアンとスネ夫もそれを追いかける。信号待ちの際にようやくトラックから降りることが出来たのび太はいじめっ子二人組にぶつかってしまう。そして、ジャイアンとスネ夫がどこまでもドジな奴と言うのである。しかし、のび太は呼びつけブザーを一度も使用することなく自ら破壊していじめっ子二人組と戦おうとする。それを見たジャイアンとスネ夫は感動して、のび太の助けに入るのである。ピクニックから帰ってきたドラえもんがのび太に対して大丈夫だったか尋ねるラストシーンでも、アニメではワンポイント工夫されていた。寝転がったのび太の顔に絆創膏が貼ってあったのだ。そしてのび太は絆創膏を手で隠して「あたりまえさ!平和な一日だったよ」という。この平和な一日だったというセリフこそが重要だったのだ。ドラえもんは絆創膏を気にしつつもにやにやと笑う。

旧作は全体を通してみても部分的には原作を超えた部分もあり、名作と呼べる出来であった。また、ハイキングでドラえもんが持ってた水筒がパーマンの形をしていたという遊び心もあった。

何はともあれ、本日をもって、26年弱続いた大山版ドラえもんのテレビシリーズは終了した。しかし、感慨深いはずなのに、不思議と未練はない。来週は昨年公開の映画が放映されるが、今度こそ本当に幕を下ろすことになる。現声優陣への言葉は来週書こうと思う。

先週放映された「45年後・・・」が今日放送されていれば・・・。そして、エンディングに主題歌と呼べる曲だった頃の歌を流していれば・・・。何とも後味の悪い結末であった事が残念でならない。


参考サイト
ドラちゃんのおへや

参考文献
ドラえもん作品完全リスト(Neo Utopia)

関連エントリ
ドラえもん「45年後・・・」初アニメ化。3/11放映予定
45年後ののび太が登場するぼくドラえもん最終号発売中
アニメは3/11放送。「45年後・・・」の感想を巡って
ドラえもんの今後の展望
ドラえもんのメインキャストがついに交代
のび太のパパ役の交代時期
声優交代賛成派と反対派におけるドラえもんの認識の違い
ドラえもん 新声優が明らかに
ドラえもん 新声優公式発表、そしてドラえもんの声初披露

関連リンク
大山のぶ代ら最後の「ドラえもん」(日刊スポーツ)

ドラえもん しずか役のかかずゆみが自分のラジオで報告

おつかれさまでした! 大山のぶ代さん、小原乃梨子さんたち初代キャストが最後のアフレコ!(テレビ朝日公式)

テレビ朝日版ドラえもんの初代ということで許しておきましょう・・・。本当は日本テレビ版の富田耕生、野沢雅子についで三代目である。過去にも、原作第1話「未来の国からはるばると」が1980年のお正月スペシャルで放送済であるにもかかわらず、初アニメ化と宣伝していた前科がある。

テレビアニメ・旧「ドラえもん」大研究
幻のドラえもんをたずねて・・・

さて、しずか役に決まった かかずゆみ がパーソナリティを務めるネットラジオ「かかずゆみの超輝け!大和魂!!」の本日更新分は、声優公式発表後初めての放送となった。初メールしました、初めてラジオを聴きました、など、番組開始冒頭からお祝いモードであった。かくいう自分もこのラジオ先週初めて聴いたんだけど。28日の記者会見まであまり詳しく喋るわけにはいかないと断りを入れていたが、オーディションの様子や、今後の意気込みなど結構喋っていた。かかずゆみ の声を一足先に聴いてみたいという方には、是非聴いてみることをお薦めする。

INTERNET RADIO DISTRIBUTION SERVICE 音泉
(要Windows Media Player or Real Player)

ぴちぴちピッチピュアDVD-BOX2購入

というわけで、3月16日に発売されたばかりのぴちぴちピッチピュアDVD-BOX2を早速購入。ちなみにDVD-BOX1は昨年12月に発売されている。

今回は21話(通算73話)~39話(91話)収録で、さらに特典DVDまでついて税込18,000円という破格のお値段。やってくれるぜポニーキャニオン。ライブドア次第では今後のポニーキャニオンの運命が大きく変わる可能性があるだけに、BOX2が今のうちに発売されたことは嬉しい。そういえば、ドラえもんのビデオやDVDの販売元もポニーキャニオンなんだよなあ。

特典ディスクの内容は以下の通り。

ミュージッククリップ
希望の鐘音 〜love goes on〜
七つの海の物語 〜Pearls of Mermaid〜
MOTHER SYMPHONY
KODOU 〜パーフェクトハーモニー〜
花と蝶のセレナーデ
Oh! year! ALALA
Before the Moment

ノンクレジットED

中田あすみ、寺門仁美、浅野まゆみインタビュー
1年半を振り返って

曲目リストを見ればわかるように、EDでクレジットされず、CDにも未収録のため曲名が不明だった あらら の歌が初めて収録された。曲名は「Oh! year! ALALA」って、そのまんまかよ。テレビ音源しか作っていないようで一番しかなかった。また、敵キャラでは他に蘭花の歌も入っているのに、ブラックビューティーシスターズとレディバットの歌は入っていない。インタビューはBOX1よりは長めであったが、BGMが大きくて声が聴き取りにくいなど、不満は残った。しかし、ミュージッククリップの映像の作り込み具合がBOXと違う。例えば、『七つの海の物語~Pearls of Mermaid~』の「その夢を抱いて旅に出た♪」の部分で波音の愛の暴走列車の映像が流れたり・・・。

欲を言えば、他のマーメイドプリンセスや敵キャラのインタビューも欲しかった。当初の予定ではCM集も入るはずだったが・・・。だが、値段を考えれば致し方ないか。あららの曲が入っただけでもスタッフは需要をよくわかっている。

他に気になるところとしては、本放送時には、39話のOPは提供クレジットまで曲が繋がる特別バージョンだったが、DVD化にあたっては、提供クレジットの部分はノンクレジットとなり、曲自体のカットは行われなかった。AT-Xでの放送はカットされていたそうであるが、よかった。

ところで、先日、2005年新春 終了番組評価調査の結果が発表されたのだが、マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュアは堂々の5位に入っている。しかも、駄作評価ゼロである。この結果を受けての講評を引用しておく。

無印の第1話で切った方にとってはおそらく何のことだか分からないと思われる高得点。 ぴちぴちピッチが愛されていた理由は、各サイト様で12月25日・26日あたりに書かれたであろう最終回感想が全てを物語っていると思います。(本調査のコメントはさしずめその縮刷版ですね) というか、いくら『ピュア』を引き続き見た人だけの評価といってもあの内容で「駄作」評価ゼロ。この事実が、作品の何かを象徴している気がしますよ。 『SDガンダムフォース』とは多分別の意味で“見た人だけがおいしい思いをした”アニメでした。

本作は見る人を相当選ぶ作品であるが、ハマってしまえばとことんはまる中毒性があることは、放映直後に詳しく書いた。来月発売の漫画版7巻をもって、ぴちぴちピッチ関連アイテムは全て終了となる。約2年弱のおつきあいだったが、とことん楽しませていただいた。感謝。


関連エントリ
ピッチフィギュア2 コンプリート
ぴちぴちピッチピュアDVD-BOX1購入
迷作?怪作?ぴちぴちピッチを総括する


V6010194
BOX1と同じく、デジパックにDVD6枚を強引に詰め込んでいる


V6010195
牧内ももこ描き降ろしのBOXアートとブックレット。

ドラえもん 3/11放送「45年後・・・」感想

既報の通り、現声優陣でアフレコが行われたドラえもんは3月18日のスペシャルが最後となり、3月25日は昨年公開された映画・のび太のワンニャン時空伝が放映される。25日放送分の最後で新キャストのお披露目があるらしいのだが。18日は一応の最終回と言うことで、普段はドラえもんを見なくても最終回は絶対見ようと思っている人が大勢いる。

最終回だけは見ます・・・か。最終回はもちろんのこと、11日に放送された「45年後・・・」も絶対に見てほしかった。発売前だったコロコロコミック4月号の画像が貼られ、新声優が明らかになったのは3月11日のドラえもん放送後30分ほど経った頃だろうか。おかげで完全にこの話題に食われてしまった。

「45年後・・・」がアニメ化されるにあたり、まず気になったのが、45年後ののび太を誰が演じるかと言うことだった。小原乃梨子が演じるのか、それとも過去に大人ののび太を何回か演じたことがある拡森信吾が演じるのか。結果は鋼の錬金術師のロイ・マスタング役で有名な大川透だった。

肝心の本編であるが、「45年後・・・」のアニメ版は、原作のポイントを活かしつつ所々にオリジナル要素を加えることによって、上質な作品に仕上がっている。ページ数の限られた原作だと省略されていた箇所が補足され、そのオリジナルシーンが原作とうまく融合している。オリジナルの箇所だけ浮くこともない。入れ替わった45年後ののび太が静香に対してありがとうと言う、これは原作にないセリフである。おかげで45年後にしずかは生きてないと解釈した方がおられたようだが。また、夕食のシーンで涙を流すのび太を見て、のび太のパパとママも45年後には生きてないと解釈した方も多数いたようだ。あの演出だとそういう風に取られてしまうか。ちなみに、原作では亡くなっているかのようなあからさまな演出はなされていないので、45年後にパパ、ママ、しずかの3人が生きてるかについての是非は判断できません。

それから、原作にあった「オジン」が変更されなかった一方で、「ハネムーン」は、わかりやすく「新婚旅行」と言い換えられていた。

結果的に私が一番好きな「一つだけおしえておこう。きみはこれから何度でもつまづく。でもそのたびに立ち直る強さももっているんだよ。」というセリフが隠れてしまったような印象が否めないが、まあ、及第点だと思う。ドラえもんの新作でこんなに満足したのはいつ以来だろうか。ここ数年のアニメのドラえもんの質の低下には首をかしげざるを得なかったから。

私は本作に対しては、息子が結婚するまで立派に育て上げたのび太に感動したのであるが、アニメを見た方の多くは、何気ない日常が懐かしかったという点に泣けてきたという声が多かった。また、見ていて、なんか泣けてきたという感想も多かった。藤子・F・不二雄作品で感動するのはまさに、泣かせてやるではなく見ていて自然に涙が出てくるというような所だと思う。。これがテレビシリーズではなく映画で作られていたら、泣かせてやる的演出になっていたかもしれない。演出が、渡辺歩じゃなくてよかった。彼だったらぐにゃりとしたキャラになっていたかもしれない。作画監督も長年関わってきた富永貞義で本当によかった。

「45年後・・・」を見て今ひとつピンと来なかった子供は、大人になって初めてこの話の良さがわかると思う。本作は、初掲載は小学六年生1985年の9月号でありながら、1989年と1991年の小学六年生3月号に再掲載されたのは、小学校を卒業して中学生になる子供が読むにはふさわしい内容だったからなのかもしれない。

本作がようやく多くの人の目に触れることが出来て本当に良かった。欲を言えば、新声優の発表は「45年後・・・」放映前にしてほしかった。そうすれば、より多くの人に見てもらう事ができたのだが。


・このブログで「45年後・・・」を取り上げたエントリの一覧
「ぼくドラえもん」詳細
「ぼくドラえもん」ついに本日創刊
ぼくドラえもん最終号に幻の名作「45年後・・・」収録決定
大山ドラえもん、最終回は3/18の1時間SP。通常放送ラストの3/11には45年後ののび太が登場
ドラえもん「45年後・・・」初アニメ化。3/11放映予定
45年後ののび太が登場するぼくドラえもん最終号発売中
アニメは3/11放送。「45年後・・・」の感想を巡って

・・・・・・多いな。

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わがままフェアリー ミルモでポン!わんだほう 第45話「タコのカコ」

ZAKZAKの記事風に書くならば、「タコがネコに? 26年ぶり声交代」となろうか。

タコス役の水田わさびが4代目のドラえもんに決まったことが発表されてから初めての放送である。いつもより声を意識して見てしまった。昨日深夜の月詠においても、エルフリーデ役のかかずゆみの声を注意して聴いてみたが、しずかの声はエルフリーデとは違った声になるだろう。

水田わさびはミルモでポン!の1年目にケパパ役で出た事はあったが、毎週出たのは3年目の新シリーズからである。3年目から登場したタコスというキャラ。子供たちの反応はしらないが、ネット上でのアニヲタの反応では大不評だった。タコスはロボットであるため、妖精はパートナーに選ばれた者以外は見えないと言う設定に関係なく、誰にでも見えるというのも気に入らなかった。また、水田わさびの関西弁ボイスが非常にうるさかった。タコスはミルモでポン!の世界観からは明らかに浮いていた。制作サイドから押しつけられた無理のあるキャラに対して、アニメスタッフのせめてもの抵抗だったのか、ミルモがタコスをボコボコにする描写がよく見られた。もっとも、ミルモ役の小桜エツ子は、テレビ情報誌のインタビューでタコス役の水田わさびとは仲がいいと答えていたのを記憶している。そして何よりもミルモ自体、妖精と人間それぞれに恋愛ドラマがある本作の特徴が、放映が進むにつれて妖精メインにシフトしていった。3年目からは監督が交代して対象視聴年齢もさらに引き下げられた。妖精メインの話がますます増え、人間が空気と化す話も増えていた。本来の視聴者層である子供にも受けるのかどうか疑問に思わざるを得ない展開になっていた。それでも、金八先生とスクールウォーズを足したようなアフロ先生や、突撃!ヒューマン!!なんてマニアックな特撮番組のパロディをたまにやらかす所に本作の魅力を感じていたものだ。

今回の話でようやくクリスタルの全貌が語られたが、ドラゴンレーダーそっくりのクリスタル探知機や、タコスの彼女はタコスの目の前で爆発していたと言う超脚本だった。既に4月からはアニメに未登場だった住田が登場する事が明らかになっており、原作よりの話が増えてくるものと思われる。当然、タコスも、わんだほう最終回をもってお別れとなる。1年間嫌われ者のタコ型ロボットを演じ続けてきた水田わさびは、4月からは国民的人気のあるネコ型ロボット役を見事に射止めたのだった。大出世である。

チンプイ 第19話「エリさま初レコーディング」

ドラえもんの新声優が公式発表された事に伴い、のび太役の大原めぐみは所属事務所のサイトで、しずか役のかかずゆみは日記で、それぞれコメントを発表している。水田わさびは個人サイトを持っているが、そのうち更新されるのだろうか。また、かかずゆみについては、本日深夜1時半からテレビ東京で放送される月詠のエルフリーデ役で声を聞く事ができる。

さて、テレビ朝日で不定期に土曜早朝4時55分から再放送中のチンプイであるが、12日早朝に放映されたのは第19話「エリさま初レコーディング」だった。前後編で30分まるまる使っていたために間延びした印象を受けた。特に後編のエリが幼稚園で歌うシーンあたりは何とも。林原めぐみは音痴な春日エリを見事に演じきっていた。

また、後編にはパンダ型宇宙人のデブラムー氏が登場していたが、初登場した「宇宙的超一流デザイナー」の回は本放送の際、ドラえもんとの合同スペシャルとして放映されたために、スペシャル話扱いになっている。第7話と第8話の間に放映されたのであるが、テレ朝チャンネル(ファボリTV)での再放送で飛ばされたように、今回のテレビ朝日の再放送でも飛ばされてしまっており、本放送を見ていない方には突然へんなパンダが出てきてびっくりしたのではないか。

19話あたりになるとスタッフも軌道に乗ってきたのか、アイキャッチがその回のゲストキャラの特別仕様になるなど、徐々に遊び心が出始めている。

本放送の頃は中学受験のため途中から視聴を断念せざるを得なくなっていたが、今回の再放送は最後まで放送してくれる事を願ってやまない。

Mozilla Firefox 1.0.1日本語版 リリース

2005年3月13日、Mozilla Firefox 1.0.1日本語版がリリースされた。英語版は先月末にリリース済みで、日本語版は3月上旬のリリースが予定されていたものの、若干遅れてのリリースとなった。リリースノートによると1.0.1は1.0で見つかったセキュリティ問題の修正が含まれており、すべてのユーザにアップデートを推奨するとのこと。さっそく、Windows版、MacOS X 版両方導入してみたが、MacOS X版は1.0にあった「SSLサイトから通常のサイトに移動する際に出る警告ウィンドウ内の文字とボタンがはみ出してマウスでクリックできない」という不具合が直っていた。

ITmediaのこの記事によると、

 現在もっとも利用頻度が高いブラウザに対する満足度をたずねたところ、7割弱が「満足/どちらかといえば満足」と回答。一方で「不満」としたのはわずか6%で、セキュリティ面を理由とする意見が見られたという。

という恐ろしい結果が出ている。パソコンに詳しくない人の多くは Internet Explorer がセキュリティの面で欠陥だらけという事実すら知らないようだ。ぜひ一度 Firefox をお試しいただきたいものである。

なお、以前のバージョンから1.0.1にアップグレードする際には、一度アンインストールしてから改めてインストールする事をお薦めする。その際にはバックアップを取るのをお忘れなく。

関連エントリ
Mozilla Firefox 1.0正式版 リリース

ドラえもん 新声優公式発表、そしてドラえもんの声初披露

21世紀の『ドラえもん』を受け継ぐ
フレッシュな声のキャストが、ついに決定!!
(テレビ朝日 公式)
速報! TVアニメ「ドラえもん」新声優ついに決定!!(ドラえもんワールド)

土曜日に発表されて、日曜日の朝刊やWebに掲載される。やはり、3月11日金曜の夜に新声優情報がネットに流出したためあわてて発表したのだろうかという印象は否めない。詳しくは前回のエントリにも書いたけど、このような形で明らかになってしまって、本当に残念である。

新声優が明らかになった3月11日夜から、数多くのブログ・日記・掲示板を見て回ったが、感じたのは、「ジャイアン役の子が14歳に見えない」や「一人も知らない」という声の多さである。水田わさびは現行のドラえもんに脇役で頻繁に出ていて、エンディングクレジットで名前を目にする機会も多かったのだが。一般人とアニメオタクの差を感じた。むしろ一般人にとっては一人も知らない方が好都合だったかもしれない。正直、大山のぶ代は表舞台に出過ぎたような印象もあったから。このことはいずれ書くことになると思う。

お子様に教えるには、次の示す役の方がわかりやすいかも。

水田わさび(ドラえもん役)
ミルモでポン!ケパパタコス

かかずゆみ(しずか役)
東京ミュウミュウミュウミント(藍沢みんと)

関智一(スネ夫役)
ふたりはプリキュアメップル

ただし、上記3名の声優は様々な声を出せるので、上で挙げた役の声をそのまま出すとは限らない。特に関智一は。なお、のび太役の大原めぐみと、ジャイアン役の木村昴に関しては、どんな声になるのか全くわかりません。

スポーツ報知の記事では詳細なプロフィールも載っていて一番充実している。結果的には芸能人やテレビ朝日アナウンサーの起用を示唆したのも、注目度を上げるためのエサだったのかもしれない。

本日テレビ朝日で放映されたスクランブルで、愛・地球博の3D映像が流れ、水田わさび声のドラえもん初披露となった。その声を聴いた印象は、ドラえもんのびっくり全百科(*1)で故・高橋和枝が演じた黄色いドラえもんにちょっと似てるというものだった。また、シンエイ版オバQの天地総子声のQ太郎にも似てる気がした。ネット上では声が高すぎるという意見もあるが、大山ドラえもんも1980年代中盤くらいまでは今より高めの生き生きとした声だった。昔から見続けている身にとっては、今の大山のぶ代の声は低すぎると思っていたし。

大山のぶ代の声に似せず、それでいてそんなに違和感は感じない、ほんの少し声を聴いただけではあるが、絶望感は全く感じず、期待が持てそうな声ではあった。問題は、原作漫画に近づけるとの方針が示されたキャラクターデザインとアニメ本編である。

ところで、愛・地球博の3D映像。BGMでかかっていたのは「ドラえもんのうた」のインストロメンタルだった。音楽は菊地俊輔のままなのだろうか。それとも、主題歌のみ引き継がれて交代するのだろうか。

あと、ネット上には再び怪しげな情報が錯綜しているが、常に疑いの目を持つことを忘れないように。ここでは詳しくは書かないけど。


(*1)1980年1月2日放送。青いドラえもんが、生まれたてで耳をかじられる前の黄色いドラえもんと対決する内容。1988年12月31日の大晦日特番で再放送された際に録画済。また、DVDドラえもんコレクションスペシャル 春の4に収録されている。


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ジャイアンは中学2年生? ドラえもん新声優陣決定
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ドラえもん 新声優が明らかに

あらかじめお断りしておきますが、3月11日現在、新声優の公式発表はまだ行われておりません。

(2005.3.13 追記)
3月12日付で公式発表があり、3月13日にテレビ朝日の公式サイトにも掲載されました。詳しくはこちらへ。

(2005.3.29追記)
昨日、六本木ヒルズで行われた公開記者会見に行ってきました。レポはこちら


新声優のデマにご注意記事で「新声優の正式な発表がない限り、新しい声優が誰になるかについての記事は、予想を書く程度にとどめた方がよい」と書いておきながら、この段階でこういうエントリを書くことに関して、葛藤はあった。情報源は今回も2ちゃんねるなのだ。前回は証拠画像がアップされなかった。しかし、今回は証拠画像が出ている。コラとは思えない。3月15日発売のコロコロコミック4月号が何らかの形で流出したのであろう。早売り情報にしては早すぎるので、流通段階で漏れたとしか考えられない。こういう形で明らかになってほしくなかった。交代発表の時も、正式発表以前にスクープされてしまい、「大山のぶ代は交代を知らなかった」などと某週刊誌に書かれてしまった。今でも、この記事を信じている人は多そうであるが、これは完全なでっち上げである。大山のぶ代は事実を曲げられて報道されたことに大変心を痛めたとサンデー毎日3月6日号のインタビューで自ら語っている。また、今週のアサヒ芸能に掲載されているテリー伊藤の大山のぶ代インタビューも必見である。

前置きが長くなってしまったが、本題に入る。

ドラえもん 水田わさび
のび太 大原めぐみ
しずか かかずゆみ
スネオ 関智一
ジャイアン 木村昴

いつ見られなくなるか保証できないけど、証拠画像へのリンクも貼っておく。

ttp://sugachan.dip.jp/img/src/20050311202933.jpg
ttp://www.pandora.nu/seiyuu/gbbs/img-box/img20050311212338.jpg


まずは、正直、ホッとした。ドラえもん=江原正士説が100%ガセと確定して。99.9%デマと信じていても、万が一あのガセネタ通りとしたら、大恥をかくところだった。このネタを扱ったエントリにトラックバックしまくっちゃったから。さらに、本日付のインプレスのやじうまWatchにまで取り上げられてしまった。今だから言えるけど、あのエントリにおいて確定ではなく当確と言う表現にしたのも100%断定という表現にしたくなかったからだったりする。

さて、4代目ドラえもん役に決まった水田わさび。まず思いつくのはわがままフェアリーミルモでポン!わんだほうのタコスだが、さすがにあの声ではやらないだろう。現行のドラえもんには脇役でよく出ていたので、大山のぶ代も安心してバトンタッチできるのではないかと思う。また、所属事務所の賢プロダクションは、現・しずか役の野村道子が夫の内海賢二と経営している事務所である。リンク先の画像では代表作として、あたしンちの川島、忍たま乱太郎のカメコ、たこやきマントマンのグリーンが挙げられているが、小学館的には、わがままフェアリーミルモでポン!わんだほうのタコスを挙げた方がいいのではないか。

のび太役の大原めぐみとジャイアン役の木村昴。この二人については何とも言えない。この二人はドラえもんよりも冒険したといえるキャスティングである。

しずか役のかかずゆみ。実力はそこそこある割には出演作に恵まれていなかったが、昨年6月1日の結婚早々、大役ゲットである。しかしまあ、リンク先の画像で代表作として月詠のエルフリーデが挙げられてるのはいかがなものか。コロコロコミックですよ。東京ミュウミュウの藍沢みんとの方が良いのではないか。講談社だけどね。

スネ夫役の関智一。声色が一つじゃないので、どんな声で演じるのか想像できない。熱血声ではやらんだろう。

また、現行のキャストは脇役を含めて全員交代することが大山のぶ代の口から語られたが、今回明らかになった5人以外のレギュラー陣はまだ未発表なので、気になる。

今の時点ではこれくらいしかコメントできないよ。だって、声を聴いてもいないし、始まってもいない。

大山ドラえもんは本日が最後の通常放送だった。本日放映された「45年後・・・」がほぼ原作に忠実で、久しぶりにスタッフを誉めかけていた矢先の事だった。余韻に浸っていたのが吹っ飛んでしまった。


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本日(3/11)のドラえもんは必見!

現行ドラえもんの30分番組としての通常放送は本日3月11日が最後となる。本日のドラえもんは45年後ののび太がやってくる話なので、ぜひ見ていただきたい。


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サザエさんのワカメも4月から交代

ワカメちゃんが声変わり 野村さん勇退、津村さんへ(朝日新聞)

声優の野村道子がドラえもんのしずか役を来週18日で卒業するのに伴い、サザエさんの磯野ワカメを4月以降も続けるのかどうか気になっていたが、やはり交代するようである。後任は津村まことに決まった。津村まことは2003年~2004年放映の鉄腕アトムで主役のアトムを演じているが、この人の女の子役はちょっと想像がつかない。

アニメ業界に詳しい人ならご存じの方も多いと思うが、野村道子の夫は、声優の内海賢二である。内海賢二の名前は知らなくても、魔法使いサリーのパパ、Dr.スランプアラレちゃんの則巻センベエ、北斗の拳のラオウ、鋼の錬金術師のアレックス・ルイ・アームストロング等の声と言えば想像できる方も多いと思う。夫婦で賢プロダクションという声優の事務所を経営しており、公式サイトによると、夫の内海賢二が代表取締役、妻の野村道子がゼネラルマネージャーという関係にあるようだ。

現状では声優としての仕事よりはプロダクション経営の方がメインになっていると思われ、4月以降はそちらに専念すると言うことであろう。何はともあれ、長い間お疲れ様でした。


以下は2002年の大人だけのドラえもんオールナイトより。





ドラえもん:続・大山のぶ代が自ら語った声優交代の真相

ドラえもん新声優=江原正士ネタは一向に収まる気配がない。真相はこちらにも書いたけど、2月13日時点ではこのようになっていたのが、途中で何名か改変されたようだ。2ちゃんねるでは先月のネタだというのに、なぜ今になって騒がれるのであろうか。

さて、アサヒ芸能3月17日号に、テリー伊藤と大山のぶ代のロング対談が収録されている。この回で400回だそうで、その記念すべき400回目に大山のぶ代が登場したというわけだ。振り返ってみると、声優交代公式発表後、大山のぶ代が初めて口を開いたのはテリー伊藤のラジオであった。この二人は私的なつきあいも深いのだろうか。

対談の内容は、ドラえもん役に選ばれてから声が確立されるまでや、癌に冒されたときのことなど、サンデー毎日に掲載されたインタビューとかぶる部分が多いが、スタッフが交代を告げる際に、なかなか言い出せなかった件などはかなり詳細に書いてあって必見である。

注目されるのは次の発言か。

テリー:収録はいつまでですか。
大山:3月の2週までです。3月25日が最終放送日で、記念番組みたいな特番になります。私たち5人だけじゃなくて、お母さんもジャイアンのママもジャイ子も全員やめます。この縁を持ったまま、やめられるのは幸せですから。

ママ役の千々松幸子とジャイアンの母ちゃん・ジャイ子役の青木和代も降板である。この言い方だと、残りのレギュラー声優全員も降板と思われる。降板というか、現在のドラえもんが一度終わって、4月から新しいドラえもんが始まると解釈した方がよい。

(2005.3.10追記)
大山のぶ代は本日出演したザ!情報ツウの中で、レギュラー17人全員降板すると述べていたとの事。

ところで、対談の中で

言葉に気をつけようっていって、26年間一度も「ドラえもん」の中で「バカ野郎」という言葉は使いませんでした。

と述べているが、「あべこべの星」では、ドラえもんはのび太に対して「バカ」と言っていた。確かに「バカ野郎」とは言ってないかもしれないが。大山のぶ代はよほどこのことを誇りに思っているのか、3月2日付の朝日新聞に掲載された大山のぶ代が書いた文でも触れていたが、全く言わずに禁止としてしまうのはどうかと思う。もちろん多用するのはよくないが、どうしても言わなければならないときは言うのが原作のドラえもんであり、そこがロボットでありながら人情あふれるドラえもんの魅力を高めていた。

この対談の最後は、テリーから「4月からのドラえもんを見るか」との問いに対して「もちろん見ますよ。だってあの子はカワイイもの!」と答えて締めくくられている。


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ドラえもん:アニメは3/11放送。「45年後・・・」の感想を巡って

(2006.9.20追記) YouTubeで「旧ドラえもん最終回」としてこの話がアップされた影響で、最終回と勘違いしてブログで取り上げている方が大勢いるようなので、こんな事を書いてみました。
長年単行本未収録だった「45年後・・・」がぼくドラえもん25号に収録された。初めて読んだ方はどのような感想をお持ちになっただろうか。散々宣伝しておきながら、期待はずれという反応が返ってくるのをおそれていたのだが、すんなりと受け入れてくれるファンは多かったようだ。ただ、事前に想像していたよりはあっさりしていたと言った感想が多く見られた。アニメのような映像表現に慣れた方の目には、限られたページ数で表現し、コマとコマの間を楽しむ藤子F漫画というか児童漫画の表現方法は合わなかったところは面もあるかもしれない。

また、藤子F漫画の特徴は、泣かせてやる的演出ではなく、読んでて自然と涙が出てくる演出が取られている場合が多いと思う。「45年後・・・」を読んだだけでは、本作の良さは今ひとつピンと来ないかもしれない。こちらにも書いたけど、例えば、てんとう虫コミックス18巻収録の「あの日あの時あのダルマ」と合わせて読むと、余計に感慨深くなると思う。

※アニメの感想はこちら

ブログを巡った中で、いくつか抜粋してみた。

全エピソード中、 最も遠い未来から お馴染みの人物が現代に訪れて来ます。 その人物がもたらしたメッセージは、 故藤子・F・不二雄先生からの力強いメッセージです。 (シーラカンスの憂鬱
…よかったです。「あんまり期待しないほうがいい」と聞いていたんですけど、期待通りでした。 藤子F先生の短編「未来ドロボウ」を読んだときと同じような感覚がしましたね。 いやあ良作が陽の目を見てよかった、よかった。 (のんびりいこうよ
なんだか、最後のこの言葉が、藤子先生からのメッセージみたいに 受け取られて、ジ~ンときました。 いまだ大人になりきれず、つまづきっぱなしで 凹んでいる僕に、最高の言葉の贈り物でした。 (Portable Cafe Blog
最後のページの45年後ののび太の言葉は、『あの日あの時あのダルマ』でのび太のおばあちゃんが「転んでも起き上がるダルマのような人になってほしい」と言ったことを思い出させます。45年後ののび太はきっと、そういう生き方をしてきたんだと思います。 (峠の茶屋
いやもうコレ本当に味わい深い作品で、今日手に入れてからもう十回ぐらいは読み返してるんだけど、ファンとしてずーっとのび太の人生を見てきた者にとっては本当にたまらない。 「ドラえもん」という漫画のある意味集大成と位置づけることが出来る作品だと思います。 ただ、話としては地味で、あまりドラえもんの歴史を知らない人が読んでも、「いい話だね」で終わってしまうかも。 (Ashiko K Milk

続いて、思ったよりあっさりしていたという感想。しかし、一方で繰り返し読むと一つ一つのセリフが心に響くという感想を持つ方もおられた。

「45年後…」は、思ったよりあっさりとしていたけど、結構深く感動させられました。 なんかSF短編の「未来ドロボウ」を彷彿とさせる話ですね。あれも深く考えさせるものがあったなあ。 (へっぽこ大学生の日常
2~3年ぶりに読んだんですが、案外コンパクトにまとまってる短い話ですねコレ。初めて読んだときはもっと壮大(?)な印象があったもので(^-^;でも最後に大人のび太がのび太に話しかけるひとこと(1コマ)は絶品 まさに最後を飾るのにふさわしかったです。 (パンポロリン!
Oh!なんともアッサリなのです。 詳しくは書きませんが、アッサリなのです。 最初に読んだときは『え~』と思ったのですが 何度か読み返すと、たんたんと過ぎる話の中で 一つ一つの言葉がとても心に響くのです。 (超地球絵日記
もともと学年誌に掲載されてるページ数のとても少ない作品なので当然なんだけど、思いのほかあっさりしてるのね。もうちょっと感傷的なものを予想(期待)してたために少々物足りなさをおぼえてしまったことを正直に告白いたしますが、しかし繰り返し行間(というかコマとコマの間だから、『別冊宝島EX マンガの読み方』で夏目房之介氏が提唱した呼び方に倣っていえば間白か)を勝手に想像(少しだけ見える未来がああだから未来ののび太の傍にはドラえもんがもういなくていいんだろう、とか)しながらじっくり読むとやっぱりいい。本来相当な感動を呼べそうな肝心な部分をあえてさらりと流すのは作者のテレもあるんじゃないかとこれも想像(妄想)。それにそもそも最終回として描かれたわけじゃないしね。 (五月のドラゴンdiary

また、こんな感想もあった。

幻の作品が初収録、ということで気になってはいたけど、かなり淡白な話だったのは意外だった。以前紹介記事を読んで一番心に残っていた“未来ののび太が最後に口にする言葉”も、特に演出的なタメもなくあっさりと口にされるし、いかにもページが足りない感が漂っている。たぶん藤子先生が生きておられたら単行本収録にあたって加筆が行われただろうし(おそらく数コマ付け加えるだけでも印象が変わるはずだ)、そうして出来た「完成作」を是非読んでみたかった、と思わされる作品。 (観たり読んだり聴いたり、感想日記)

てんとう虫コミックス6巻に収録されている「さようならドラえもん」も雑誌掲載時はあっさりしており、てんとう虫コミックス収録時にかなり加筆されている。本作も、藤子・F・不二雄が生きていれば、単行本収録時に加筆する可能性が十分にあっただろう。

最後に、個人的に印象深かったのが以下の3本のエントリ。

毎日繰り返す日常、いつも見る人たちの顔、 嬉しいこと、悲しいこと、 早く消えて欲しいものもあるでしょうが、 失ってしまえば、二度と戻ってきません。

自分にとって大切な人、大切なものを失う前に
どれだけ気付くことができるでしょう?
失くしてから気付くものは、たくさんあると思います。

それらを失う前に気付かせてくれる、
気付くきっかけを作ってくれる。
『45年後…』は、そんな話だと思います。

あまりに若い方には実感が薄いかもしれませんが、
読めば読むほどジィンとくる作品です。
漂流クラゲログ

「45年後…」は、ドラえもんが未来の世界からのび太の運命を変えるためにやってきたことの結果が描かれた作品だともいえる。

 ドラえもんは、弱点だらけののび太が元から持っていたちっぽけな強さを、社会のなかで自立し生活していける程度に引き出し育んだのである。これは、ドラえもんが未来の便利な秘密道具をのび太に貸し与え援助したことによる成果というより、ドラえもんという友達がいつもそばにいてくれた日常が、のび太の精神的な成長をゆるやかに促した所産だったのだと私には感じられてならない。たとえ秘密道具の影響があったとしても、それは良きにしろ悪しきにしろ、副次的なものであったと思うのだ。(藤子ファンはここにいる

僕はまだまだのび太に追いついていません。 25年後、45五年前の自分に、こういってやる事が出来る人間になりたい。 (駆り立てるのは野心と欲望、横たわるのは犬と豚

いよいよ今週3月11日、「45年後・・・」が初めてアニメ化され、放映される。そして、その回は大山ドラえもんにおけるレギュラー放送としての最後の回である。その一週間後のスペシャルをもって、大山ドラえもんは、その長い歴史の幕を下ろす事になる。


関連エントリ
45年後ののび太が登場するぼくドラえもん最終号発売中
ドラえもん「45年後・・・」初アニメ化。3/11放映予定
大山ドラえもん、最終回は3/18の1時間SP。通常放送ラストの3/11には45年後ののび太が登場
ドラえもん 3/11放送「45年後・・・」感想

ドラえもん新声優デマ情報にご注意

以前からたびたび取り上げていたが、騒ぎが一向に収まる気配がないので単独でエントリを立ててみた。

(2005.3.11 追記)
本日20時前から、3月15日発売のコロコロコミック4月号と思われる画像が流出しており、新しい声優が明らかになりました。コラである可能性は完全になきにしもあらずですが、事実であると99%信じ、記事にいたしました。詳しくはこちらへ。

(2005.3.13 追記)
3月12日付で公式発表があり、3月13日にテレビ朝日の公式サイトにも掲載されました。

(2005.3.15追記)
現在明らかになっている新しい声優はメインキャラ5名のみです。今回のリニューアルではレギュラー声優全員交代することが大山さんから明らかにされていますが、脇役の声優は未発表です。


そもそもの発端は、2月13日頃に2ちゃんねるに貼られた書き込みである。コロコロコミック3月号早売り情報として、ドラえもんの新しいキャストが決まったというものだった。それがあっという間にあらゆる板にコピペされまくったり、単独でスレが立てられたりした。一番最初の書き込みについては断定できなかったが、以下のスレにある 05/02/13 08:37:18 の書き込みが一部改変されたものと思われる。
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/voice/1103539326/166
さらに、2月13日から2月15日にかけての書き込みを引用しておく。

ドラえもんの声優ついて ttp://comic5.2ch.net/test/read.cgi/voice/1103539326/

202 名前:声の出演:名無しさん 投稿日:05/02/14 02:20:55 ID:uwHL0MCO0
声優総入れ替え

ドラえもん 江原正士
野比のび太 能登麻美子
源しずか  中原麻衣
ジャイアン 山寺宏一
骨川スネ夫 結城比呂
ドラミ 冨永みーな
出来杉英作 石田彰

(コロコロ三月号より)


218 名前:声の出演:名無しさん 投稿日:05/02/14 15:00:20 ID:zdoeLLlVO
↓は>>202が昨日、書き込んだものと思われる
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1101042136/422

進歩なし


244 名前:声の出演:名無しさん 投稿日:05/02/15 01:22:22 ID:StXapxf00

弟のコロコロコミックに載ってました

ドラえもん 江原正士
野比のび太 能登麻美子
源しずか  中原麻衣
ジャイアン 山寺宏一
骨川スネ夫 結城比呂
ドラミ 冨永みーな
出来杉英作 石田彰

(コロコロ三月号より)


263 名前:声の出演:名無しさん 投稿日:05/02/15 05:49:39 ID:GTUHm8ThO
>>244 実況板に片っ端からそれ貼ってたのお前か? ウザいから死んでいいよ


264 名前:声の出演:名無しさん 投稿日:05/02/15 06:53:44 ID:E4xie3mk0
実況見てるとネタを信じる奴が最近多いんだな・・そっちの方があきれる


271 名前:声の出演:名無しさん 投稿日:05/02/15 07:30:53 ID:SoIB7V/b0
>>269
いやアチコチに貼ってる香具師がいるようだ。
確かニュー速にもあった希ガス

この情報、「出木杉英才」の名前を「出来杉英作」と間違えるなど、当初から住人の多くはデマであると見ていた。そして、少年漫画板のコロコロコミックスレッドの以下の書き込みにより、事態は収束へ向かう。
ttp://comic6.2ch.net/test/read.cgi/ymag/1096114392/ (dat落ち)

894 :作者の都合により名無しです :05/02/15 09:58:51 ID:SDvmhoMR0 >>888 おいおいネタかと思ったらDM一部完ってマジだったよ どうなんだよこれ

何か今月は予想外な展開が色々あった


895 :作者の都合により名無しです :05/02/15 10:10:34 ID:0zep+20S0
>>894
ドラえもんの声優情報キボン


896 :作者の都合により名無しです :05/02/15 10:16:12 ID:SDvmhoMR0
また来たのか、ドラえもんの声優情報は無い
次の映画が恐竜2006になる事ぐらい


ソースとして挙げられていたコロコロコミック3月号に新声優情報はなかった。この2月15日時点で2ch内部ではデマであることが当確となった。以後、このネタは時々は復活するものの次第に収束していく。今でもたまに見かけるけど。

しかし、外部の日記や掲示板に書かれたのを見た人の中には信じてしまう人が続出。さらに他の掲示板や日記、ブログ、mixiに二次的、三次的に広がっていた。その影響は現在でも続いている。特に、ブログはこれまでネット上で自分の書いた文章を公開したことがない人が多いためか、情報源を明らかにせずに気軽に書いてしまったようなエントリを多数見かけた。

3月7日現在、ドラえもんの新しい声優は発表されていないし、前述のコロコロコミック3月号を含めたどの媒体にも、新声優に関する情報は一切書かれていない。ドラえもんの新キャストは多くの人々の関心が高いだけに、情報には余計に慎重にならざるを得ない。雑誌情報の場合、スキャンまたは撮影したものがアップされない限り、信頼性は著しく低くなる。新声優の正式な発表がない限り、新しい声優が誰になるかについての記事は、予想を書く程度にとどめた方がよいと思う。以前、「ネットの影響を甘く見ると、時には大騒動になるのだから」と書いたけど、信じてしまい、名前が挙げられていた人達の分析を、おふざけではなく本当にまじめに始めた人も少なくはなかった。

この問題、新しいキャストが正式に発表されるまでは収まりそうにない。

(2005.3.8 一部加筆)

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